【ボクシング】内山の強打爆発、2回KOでV10
ワタナベジム
「GWボクシングスペシャル トリプルタイトルマッチ」
2015年5月6日(水・祝)東京・大田区総合体育館
▼WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分12R
○内山高志(ワタナベジム/WBA世界スーパーフェザー級王者)
TKO 2R1分15秒 ※レフェリーストップ
●ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/WBA世界スーパーフェザー級10位・挑戦者)
※内山が10度目の防衛に成功。
“KOダイナマイト”こと内山が10度目の防衛戦を迎えた。2010年1月の王座奪取から5年3カ月、国内歴代世界王者としては最長政権を築いている。
挑戦者ジョムトーンは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者などの実績を持つムエタイの強豪で、わずか10戦目にして世界王座へ挑戦。
1R、ジャブの突き合いから内山が強力な右ストレートをヒットさせ、場内がドッと沸く。ジョムトーンはパンチをもらった右目を何度も閉じながら試合を続行。かなりダメージを受けている様子。内山はロープを背負うジョムトーンに連打を放つが、そんな中でもジョムトーンも左ストレートを返す。
2R、内山のワンツー、アッパーにジョムトーンも強気に左ストレートを打ち返す。内山が繰り出したワンツーの右ストレートがクリーンヒットすると、ジョムトーンはバッタリと大の字になって倒れる。レフェリーはカウントを途中でストップし、内山が衝撃的なTKOで10度目の防衛に成功。場内は総立ちとなって大歓声で内山の勝利を称えた。
内山はマイクを向けられると、「右ストレートが1Rに入ったので当たるかなと。こんなに早く終わるとはビックリです。僕の中では申し訳ないですが判定でも勝てればいいと思っていました」と試合を振り返る。
そして、解説席にいたWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司がマイクを持ち、「自分もまだまだ練習して、いずれやる準備は出来ているのでやりたい」と言えば、内山も「おそらくぶつかると思うので、しっかり鍛えなおして決まったら挑みたいと思います」と、WBA・WBC世界王座統一戦へ向けて前向きな発言をしてファンを喜ばせた。なおジョムトーンは検査の結果、右目の眼窩底骨折の疑いがあるという。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】