【J-NETWORK】木村秀和、藤田智也との再戦を制し新王者に
J-NETWORK
「J-KICK 2015~Return of the warriors~2nd」
2015年5月6日(水・祝)東京・後楽園ホール
▼第10試合 メインイベント J-NETWORKライトヘビー王座決定戦 3分5R延長1R
○木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKライトヘビー級2位)
判定3-0 ※50-47、50-48、49-48
●藤田智也(小比類巻道場/J-NETWORKライトヘビー級1位)
※木村が新王座に就く。
J-NETWORKライトヘビー級王者・大治ZLSがMMA転向を表明し、王座を返上。これに伴い、同級1位・藤田と同級2位・木村が王座決定戦で対戦した。両者は昨年5月、同王座決定トーナメント1回戦で対戦しているが、その時は延長判定2-1の僅差で藤田が辛勝している。
1R、藤田は木村の蹴りをブロックしながら距離を詰め、フックとローを放つ。すると木村は首相撲からヒザ、右ヒジを繰り出す。しかし藤田のボディをもらって下がる木村。首相撲からのヒザをボディに突き刺して盛り返す。
2R、木村のパンチとヒジをかわしながら、ローをカウンターで当てる藤田。組まれても引き剥がし、少し距離を作ってからローを打つ。対する木村は、その距離で左ヒザをヒットさせ、藤田を中に入れさせない。
3R、変わらず距離を詰めていく藤田。木村のヒジをもらいながらロー、さらに組めばヒザを繰り出す。木村は距離が近づくと、右の縦ヒジで応戦。ローで攻める藤田に対し、顔面へのヒット率は木村のほうが高いか。
4R、木村をロープに詰め、パンチの連打で追い込んでいく藤田に対し、幾度も右ヒジを狙っていく木村。さらに組み際に右フックを当て、藤田に尻餅をつかせる。これはダウンとならなかったが、藤田はやや効いているのか、木村が追いたてる。
5R、距離ができると藤田はローを連打し、木村のパンチやローに対しても徹底的にローで応戦。木村はパンチ、ヒザを繰り出すも藤田がコーナー際でローを放ち、試合を終えた。
判定は3-0で木村の勝利、リベンジを果たすとともにライトヘビー級のベルト獲得した。試合後、木村は嬉し涙を流しながら、世界の舞台を目標に掲げた。
▼第9試合 ダブルセミファイナル 58.5kg契約 サバイバルマッチ1
○アトム山田(INNOVATION・武勇会/元WMAF世界スーパーフェザー級王者)
延長R判定2-1 ※10-9、10-9、9-10
●小山泰明(建武館/Bigbangスーパーフェザー級王者)
※本戦は29-29、29-29、29(小山)-28
1R、アトムは両腕を高く挙げるガードから、強いローを放つ。しかしパンチは大振りになってしまい、小山のカウンターの右ストレートを食らってしまう。
2R、アトムのフックと小山のストレートがヒットし合う中、アトムは首相撲の展開に持ちこもうとする。小山は離れてロー、あるいはジャブをカウンターで当てていくも、アトムは左ミドルで応戦する。
3R、小山はアトムが近づけばミドルやストレートで迎え撃つが、中盤からアトムは組みつくことに成功し、首相撲からヒザ蹴りにつなげる。両腕でガッチリ挟み込まれた小山は、これをなかなか返せずにラウンドを終えた。
判定は小山に1票が入るもドロー、試合は延長戦に突入する。
延長R、両者とも果敢に前に出て打ち合うも、蹴りが中心となる小山に対し、アトムはロングフックで攻めたて、特に右フックで一度グラつかせるなど優勢に試合を運んだ。
マスト判定となる延長Rは、判定2-1でアトムが制し、39歳のベテランが現役Bigbang王者を下す結果となった。
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