【UFC】コーミエが新王者に、ワイドマンは3度目の防衛
Zuffa
「UFC 187」
2015年5月24日(日・現地時間)アメリカ・ラスベガス
▼UFC世界ライトヘビー級王座決定戦 5分5R
○ダニエル・コーミエ(アメリカ)
一本 3R 2分39秒 ※スリーパーホールド
●アンソニー・ジョンソン(アメリカ)
※コーミエが新王座に就く。
4月に車の当て逃げ事件を起こしたジョン・ジョーンズはタイトル剥奪となり無期限出場停止に。今回、ジョンソン×コーミエの王座決定戦となった。
1R、ジョンソンの右ロングフックを浴びたコーミエはフラッシュダウン気味に倒れる。ピンチのコーミエだが、ジョンソンに組み付くと足をキャッチし強引にテイクダウン。スタンドの展開に戻っても、コーミエはジョンソンのパンチをかいくぐって組み付きテイクダウン&グラウンドコントロールで優位に立つ。
2R、ミドルの蹴り合いの中、コーミエは再び組み付いてテイクダウン。サイドポジションからアームロックを狙い、これが決まらないと見るやこつこつとパウンド・ヒジを落とす。
3R、パンチで前に出るジョンソンは組みつくも、コーミエが巧みなポジション取りでバックを制す。そこからのスリーパーで一本勝ちしたコーミエが新王者に輝いた。
▼UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
○クリス・ワイドマン(アメリカ/UFC世界ミドル級王者)
TKO 1R 2分53秒 ※レフェリーストップ
●ビクトー・ベウフォート(ブラジル/UFC世界ミドル級3位・挑戦者)
※ワイドマンが3度目の防衛に成功。
ワイドマンがプレッシャーをかける中、ビクトーが左ストレートをクリーンヒットさせ金網際に追い込む。ビクトーは回転の速いパンチ・ヒジのラッシュで追い込むが、距離を取ったワイドマンがタックルを仕掛けテイクダウンに成功。パウンド・ヒジを落としながらマウントポジションを奪ったワイドマンがパウンド連打。ビクトーは防戦一方となり、ワイドマンがTKO勝ちで3度目の防衛に成功した。
▼ライト級 5分3R
○ドナルド・セラーニ(アメリカ/UFC世界ライト級3位)
TKO 2R 4分44秒
●ジョン・マクデッシー(カナダ)
1Rからキックボクシングで無敗の戦績を誇るセラーニは左ミドル、右ローと蹴り技主体の攻め。マクデッシーは後手に回りながらも左右フックを返すが、セラーニの左ハイがクリーンヒットしグラついてしまう。
2R、パンチ連打で前に出るセラーニ。パンチから蹴りにつなぐ速いコンビネーションを見せ、マクデッシーは鼻血を出しながらも何度かパンチをヒットさせていく。セラーニの突き刺すようなヒザ蹴りが何度かマクデッシーのアゴを捕える。
さらにセラーニが左ローから左ハイをクリーンヒットさせたところで、アゴを負傷したというマクデッシーは自ら試合ストップをアピールし、セラーニのTKO勝ちとなった。
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