【パンクラス】徳留、アメリカの強豪アンブローズに完勝
パンクラス
「PANCRASE 267」
2015年5月31日(日)東京・ディファ有明
▼第15試合 メインイベント ライト級 5分3R
○徳留一樹(パラエストラ八王子/パンクラス・ライト級2位)
判定3‐0 ※三者とも30-27
●J.J.アンブローズ(アメリカ/ノックスMMA)
3月大会では児山佳宏にわずか90秒でKO勝利した徳留。対するアンブローズは7割以上の勝率を誇り、21勝のうち17勝が一本勝ちかKO勝ちでの勝利という戦績を残している。
1R、サウスポーの徳留に対して、いきなりアンブローズがパンチで突進。徳留が組みつくとギロチンチョークを狙う。
これを外した徳留はしっかり上のポジションをキープしてマウントポジションからパンチを落とす。
アンブローズがアームロックを狙ってもハーフガードで上のポジションをキープする。このラウンドはジャッジ3名とも10‐9で徳留にポイントをつける。
2R、徳留がハイキック、ボディストレート、インロー。タックルでテイクダウンすると、マウント・ハーフとポジションを変えてアンブローズを抑え込み、ヒジを落とす。
この展開が長く続いたが、終了間際にアンブローズが立ち上がって徳留のバックへ。テイクダウンを狙い、徳留が身体を起こしたところでギロチンを狙う。しかし最後は徳留が上のポジションでラウンドを終え、ここもジャッジ3名とも10‐9で徳留にポイントをつけた。
3Rは完全に徳留が試合を支配。左ストレートを効かせて前に出ると左ハイキックもヒットさせてタックルでテイクダウン。
アンブローズのアームロックや足関節を潰してパンチとヒジで殴り続ける。
判定はジャッジ3名とも全ラウンド徳留を支持するフルマークで、徳留が勝利を収めた。アンブローズを圧倒した徳留だったが「もっと強くなってKO・一本で勝てるように頑張ります」と反省を口にした。
▼第14試合 セミファイナル バンタム級 5分3R
○ビクター・ヘンリー(アメリカ/CSW/HF)
判定2-1 ※29‐28、27-30、29‐28
●中島太一(パラエストラ東京/パンクラス・バンタム級2位)
日本で所英男や上田将勝に勝利しているヘンリーとパンクラス・バンタム級トップランカーの中島が対戦した。
1R、打撃のプレッシャーをかける中島。ヘンリーは右ローを蹴り返す。
組みの攻防になると中島がヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウンする。ヘンリーは下から腕十字と足関節を狙い、距離を取った中島は立ち上がるヘンリーにタックルで組みつく。ジャッジ2名が10‐9で中島、1名が10‐9でヘンリーを支持する。
2R、ヘンリーのローに右ストレートを合わせる中島。そのまま組みついてテイクダウンを狙うが、逆にヘンリーが中島をテイクダウンしてマウントポジションを取る。
中島はブリッジで脱出して、ヘンリーに組みつく。ヘンリーはフロントチョークを狙い、腕が外れるとすぐにタックル。中島がアームロックに切り返し、ヘンリーがマウントポジションを奪ったところでラウンド終了となる。このラウンドはジャッジ1名が10‐9で中島、2名が10‐9でヘンリーのラウンドとした。
3R、すぐに組みつく中島。ヘンリーのヒザ蹴りをもらいながらも必死にテイクダウンしてパンチを落とす。立ち上がったヘンリーも中島をテイクダウンしてマウントへ。
身体を回転させて立ち上がった中島はヘンリーを金網に押し込んでヒザ蹴り。これがローブローとなってしまう。
再開後、ヘンリーがタックルに入って中島を身体を高々と持ち上げる。中島も完全なテイクダウンは許さず立ち上がり、金網に押し込んだところで試合は終了となった。
判定は2‐1でヘンリーの勝利。これで国内3連勝となったヘンリーは「目標はパンクラスのベルト!」とファンにアピールした。
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