【ベラトール】51歳シャムロック逆転KO負け
「Bellator 138‐Unfinished Business‐」
2015年6月19日(金・現地時間)アメリカ・ミズーリ州セントルイス スコットトレード・センター
▼メインイベント ヘビー級 5分3R
○キンボ・スライス(アメリカ)
KO 1R 2分22秒 ※右フック
●ケン・シャムロック(アメリカ)
シャムロックはUFC、PRIDE、パンクラスなどの初期に活躍したMMA(総合格闘技)の草分け的存在で、この試合が51歳にして4年7カ月ぶりの復帰戦となる。
対するキンボはストリートファイト出身として話題を集め、2009年にはUFCに進出したが、2010年5月のTKO負けした試合を最後にMMAからは離れボクシングに転向した。この試合が41歳にして5年1カ月ぶりのMMA復帰戦。
両者は2008年10月にEliteXCでの対戦が決まっていたが、試合当日にシャムロックが負傷して試合中止になったという因縁がある。
1R、いきなりタックルにいったシャムロックがテイクダウンを奪うが、キンボはすぐに立ちあがる。組み合ったままの状態が続き、一度離れると今度はシャムロックが片足タックルでテイクダウンを奪う。
すぐにバックを奪ったシャムロックがスリーパーホールドの体勢に入るが、キンボは長く耐えて脱出。起き上がるとすぐにパンチを連打し、極めきれなかったスリーパーで体力を消耗したシャムロックを追い詰める。最後は右フックでシャムロックがバッタリと倒れ、キンボのKO勝ちとなった。
▼Bellator世界フェザー級タイトルマッチ 5分5R
○パトリシオ・フレイレ(ブラジル/王者)
KO 2R 32秒 ※左フック
●ダニエル・ヴェイケル(ドイツ/挑戦者)
※フレイレが王座防衛に成功。
1R終了間際、ヴェイケルの右ショートフックがカウンターで決まり、一気にヴェイケルがラッシュを仕掛ける。ケージに追い詰められての連打に崩れ落ちるフレイレ。しかし、ゴングに救われた。
2R、ヴェイケルがヒザ蹴りからのパンチでフレイレを金網際に追い詰めると、フレイレの左フックが炸裂。モロに喰らったヴェイケルは大の字になって倒れ、フレイレが追撃のパンチを入れたところでレフェリーがストップ。フレイレが大逆転勝利を収め、喝采を浴びた。
・【関連記事】ブッカーKの格闘技の裏側 第14回 世界のMMAの今
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