【UFC】五輪レスラーにリョートTKO負け
Zuffa
「UFC Fight Night 70‐Machida vs Romero‐」
2015年6月27日(土・現地時間)アメリカ・フロリダ州セミノール ハードロック・ホテル&カジノ
▼ミドル級 5分5R
○ヨエル・ロメロ(キューバ/UFC世界ミドル級6位)
TKO 3R 1分34秒 ※レフェリーストップ
●リョート・マチダ(ブラジル/UFC世界ミドル級4位)
リョートは4月の『UFC FOX 15』でルーク・ロックホールドに敗れており、わずか2カ月での再起戦となった。対するロメロは2000年シドニー五輪フリースタイルレスリング85kg級で銀メダルを獲得したほか、世界選手権でも優勝しているトップレスラーだ。
1R、場内に大「マチダ」コールが沸き起こる中、リョートはいつものように待ちの姿勢をとる。前に出て来るロメロにロー、ミドル、カウンターの左ストレート。ロメロの右フックをもらってバランスを崩すが、大きく両手を広げて“効いてないよ”とアピールする。
2R、リョートは大きく回り込みながらローを蹴り、待ちの姿勢でカウンターを狙う。終盤になるとロメロが距離を詰めてパンチで攻勢を仕掛け、左右フックをヒットさせた。
3R、序盤からパンチで前に出るロメロにリョートはローで対抗。組みついたリョートだが逆にテイクダウンを奪われ、ロメロはすかさず右ヒジ打ちを連打。リョートが無防備で喰らい続けたため、レフェリーは試合をストップ。ロメロが圧勝した。
▼ウェルター級 5分3R
○ロレンツ・ラーキン(アメリカ)
TKO 2R 3分07秒 ※レフェリーストップ
●サンチアゴ・ポンジニビョ(アルゼンチン)
1Rは打撃の応酬となり、ポンジニビョがワンツーをヒットさせる。ラーキンはジャンプしての右ストレート、飛び後ろ蹴りなどキレとスピードのある技を繰り出すが、ポンジニビョを捉えられない。
2R、パンチとミドルの打ち合いとなる中、ラーキンは後ろ蹴り、前蹴りを繰り出し、パンチも当てて行く。しかし、ポンジニビョもパンチで前に出てワンツーと速いフックでラーキンを追い詰める。
打ち合いとなった中、ラーキンの左フック、右ストレートでポンジニビョはダウン。すかさず上からラーキンがパンチを落とし、ポンジニビョを圧倒。何とか立ち上がったポンジニビョだが、ラーキンのパンチ連打は止まらず、レフェリーがストップに入った。
▼ミドル級 5分3R
○アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
一本 3R 4分37秒 ※チョークスリーパー
●エディ・ゴードン(米国)
1R、大きく構えて圧力をかけ、前に出るカーロスが2度目のアタックでテイクダウンに成功。立ち上がるゴードンに組んだままヒザ蹴りを見舞う。残り1分で再びカーロスがテイクダウンを奪い、ヒジ打ちとパンチを見舞った。
2R、お互いにパンチを出し合うがなかなかクリーンヒットが奪えず時間が過ぎていく。残り1分30秒過ぎ、ようやくフックをヒットさせたカーロスがすかさずタックルでテイクダウンし、上からパンチを打った。
3Rもテイクダウンしたカーロスがバックをキープ。背後から顔面にパンチを見舞い、ゴードンがディフェンスする展開が長く続いたが、パンチから喉元に腕を滑り込ませたカーロスがチョークスリーパーで一本勝ちした。
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