【NJKF】国崇、壮絶KO敗でWBC獲得ならず
健心塾/NJKF
「ファイティングロードプレゼンツ 健心塾20周年記念大会『NJKF 2015 4th』-WBCムエタイ世界タイトルマッチ-」
2015年7月5日(日)大阪・アプラホール
▼第22試合 メインイベント WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者決定戦 3分5R
○ペテン・ギャットポンティップ(タイ/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級9位)
KO 3R 57秒 ※右飛びヒザ蹴り
●国崇(拳之会/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級10位)
※ペテンが新王座に就く。
国崇は4年前にタイ・ナショナルスタジアムで同じタイトルを懸けてカイムックダム・エクバーントゥライと王座決定戦を行ったが、惜しくも判定負けを喫して王座獲得ならず。2度目の挑戦となる今回は、ホームリングであるNJKFで空位となっている王座を初来日のペテンと争った。
1R、ローの蹴り合いからスタート。ペテンは構えを右に左にとチェンジしながらローを蹴り、足払いで国崇を豪快に転倒させる。国崇は右ローをしっかり当てていき、前に出てくるペテンに右ヒジ、左縦ヒジを叩き込む。ペテンが首相撲を仕掛けようとすると、ガッチリと組み付いてヒザを蹴らせない。
2R、ペテンはたびたび首相撲に持ち込み、国崇のパンチを防いでヒザを蹴り、さらに転倒させる。ペテンがカウンターの右ヒジを叩き込み、国崇は左ボディブローで反撃。このラウンドはペテンが首相撲で支配した。
3R、ペテンの飛びヒザ蹴りが国崇のアゴをかすめる。ペテンは首相撲で国崇を2度転倒させ、回転ヒジ打ちを狙った国崇の肩に右縦ヒジを叩き込む。
これでスリップダウンした国崇が立ち上がったところへ、ペテンは飛びヒザ蹴り。国崇は左ヒジを合わせようとしたが、ペテンの右ヒザがわき腹から背中にかけての部分にヒットすると、国崇は悶絶してダウン。カウントが進む中、何とか立ち上がろうとした国崇だが、ファイティングポーズをとることが出来ず10カウントが入った。
ペテンがWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座に就き、壮絶なKO負けを喫した国崇は担架に乗せられ、救急車で病院へ運ばれた。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第20試合 ダブルセミファイナルI 64kg契約 WBCムエタイルール 3分3R
○ラッヒィン・セイシカイ(タイ/誠至会/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級2位)
TKO 2R 2分37秒 ※レフェリーストップ
●山口裕人(山口道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
パンチ&ヒジで激闘を展開する山口が、ルンピニー&ラジャダムナン両スタジアムの3階級で元上位ランカーだったラッヒィンと対戦。日本人強豪を相手に快進撃を続けていたラッヒィンだが、5月24日のDEEP☆KICKで憂也(魁塾)に来日後初の黒星を喫した(ヒジ打ちなしルール)。しかし、今回は得意とするWBCムエタイルール。
1R、序盤は山口がジャブと右ロー、ラッヒィンが前蹴りと左ミドルで探り合い。山口が前に出てパンチを打ってくると、ラッヒィンも打ち返して前へ出る。残り時間1分、ラッヒィンの左ハイからの左フックがヒット。山口のパンチはかわされる。
2R、ラッヒィンは首相撲に持ち込んで強烈なヒザ蹴りをボディへ突き刺す。チャンスと見たかラッヒィンは一気に前へ出て、左ヒジでダウンを奪う。立ち上がった山口は逆転を狙ってパンチで前へ出るが、再び首相撲につかまってヒザをもらう。
残り時間1分を過ぎ、山口がガムシャラにパンチ連打で前へ出ると、ラッヒィンは右ヒジのカウンター。これで動きが止まった山口にガードの上から右ヒジを叩き込むと、山口が吹っ飛ぶ。
ドクターチェックとなり、ヒジで左目上をカットされた山口にストップがかかりラッヒィンのTKO勝ちとなった。
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