【T-REX】モデル格闘家デビュー戦でダウンを奪う

2015/08/08（土）UP
（最終更新：2015/09/09 06:05）

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キングダムエルガイツ
「立川女子格闘技伝説 T－REX
Chapter1 ～ROAD TO DEEP JEWELS～」
2015年8月8日（土）東京・立川コロッセオ

　女子格闘家の新人選手たちが輝ける場を作ることを目的として『T－REX』が旗揚げされた。

　大会前の入江秀忠T－REXプロデュ―サ―の言葉では、全敗も覚悟して送りだすと予想していたT‐REX/立川コロッセオ勢だが、戦局はほとんどの選手が格闘技を始めて６カ月未満という格闘技素人集団に傾く。

　17歳の後藤りながケージ内で柔術をおこなう特別ルールで佐藤マリア・ベリアに勝利。現役モデル参戦として注目を集めた“T－REXのエース”刃川サキは判定で敗れたものの、ケージに詰められ連打を浴びる際に右ストレートで最初のダウンを奪ってみせた。

　特に気を吐いたのはセミ・メインに登場した2人で、大村ナポリタンは閃光DATEの打撃を掻い潜りながらケージに押し込み、テイクダウンに成功。2Rもテイクダウンを決め意地の判定勝利をもぎ取った。

　そしてメインイベントに登場したファンキーモンキーシマダーは、入江代表の母校、国士館大学の現役大学生。ダイエット目的でキングダムに入会したが、入江代表に素質を見染められ試合出場を決めた。

　試合開始早々、シマダーがテイクダウンからマウントを取って上からパンチを放つ。2Rに入ると華麗DATEの長身から繰り出すヒザ蹴りに少しバテ気味のシマダー。しかし片足タックルからのテイクダウンを再び決めるとマウントを奪取。ゴツッ、ゴツッという音が会場に響き渡るほどのパンチでTKO勝利を呼び込んだ。華麗DATEは試合後、ダメージで暫く立ち上がることができない程のダメージ。

　休憩中には佐伯繁DEEP JEWELS代表が、DEEP JEWELSへの出場権を懸けて9月13日（日）立川コロッセオで「ROAD TO DEEP JEWELSアトム級トーナメント」の開催を発表。このトーナメントに出場するTeam DATEのエース格選手2名（華 DATE、法 DATE）も参戦の挨拶をした。

　試合後、入江T－REXプロデューサーは「準備期間の短さを危惧している」と答えながらも、発表された2選手とシマダー、松田さやかの出場を発表。そこに他団体などの残り2選手を加え、準決勝2試合、決勝とリザーバーマッチの4試合のみという特別興行になると発表している。

＜全試合結果＞

▼メインイベント　T‐REXアストレアルール　55kg契約　5分2R
○ファンキーモンキーシマダー（T‐REX/立川コロッセオ）
TKO　2R 37秒　※パウンド連打
●華麗DATE（Team　DATE）
※T－REXアストレアルール＝パウンドあり、ヒジなし

▼第6試合　T‐REXフレイアルール　55kg契約　5分2R
○大村ナポリタン（T‐REX/立川コロッセオ）
判定3－0
●閃光DATE（TeamDATE）
※T－REXフレイアルール＝パウンド、ヒジなし

▼第5試合　T‐REXエオスルール　45kg契約　5分2R
○実証DATE （TeamDATE）
判定2－0
●井之上弥生（橋本PREBO）
※T－REXエオスルール＝寝技制限15秒、関節技なし、スタンド・グラウンドポジションの全体的な優位性でジャッジメントする女子総合入門用ルール

▼第4試合　T‐REX KICKルール45kg契約　2分2R
○杉江ナツミ（KUMA－GIM）
判定2－0
●刃川サキ（T‐REX/立川コロッセオ）

▼第3試合　T‐REX　エキシビションマッチ　5分1R
ー松田さやか（T‐REX/立川コロッセオ）
勝敗なし
ー川口彩花（キングダムNADESHIKO立川コロッセオ）

▼第2試合　T‐REX　CAGE柔術ルール　49kg契約　5分1R
○後藤りな（T‐REX/立川コロッセオ）
判定3－0
●佐藤マリア・ベリア（寝技ワールド品川）

▼第1試合　T‐REXアマチュアKICKルール　58kg以下契約　2分2R
○佐藤香織（橋本PREBO）
判定2－0
●高橋杏奈（キングダムNADESHIKO聖蹟桜ヶ丘）