2015/08/09（日）UP
（最終更新：2015/08/11 21:12）

塚本慶次郎（左）が決勝で延長戦の接戦を制し初優勝。応援する父親の塚本徳臣（右）譲りの回転系の足技が光った。

　8月8日（土）、9日（日）東京体育館に於いて『カラテドリームカップ2015全国大会』（新極真会主催）が開催され、幼年から小、中、高、大の男女各クラスと19～63歳までの年齢別に分けられた女子セーフティクラス、35歳以上のシニアクラス合わせて全国から約1800人が参加した。1流派主催の空手の大会としては国内最大級の参加人数となる。　

小学4年・女子クラス出場の鈴木国博の長女は五連覇がかかっていたが決勝で延長の末惜敗

　この大会には新極真会の全日本、世界大会のトップ選手として活躍した塚本徳臣、鈴木国博、石原延（ただし）らが、父親になり彼らの子供たちも組手で大活躍だった。
　組手の部、小学4年生男子で塚本徳臣の長男・慶次郎は父親譲りの蹴り技を生かし初優勝、石原延の長女・凛々は中学3年女子中量級で優勝し2連覇、鈴木国博の長女・未紘は小学4年生女子に出場し5連覇を狙ったが決勝戦で延長を重ね惜しくも準優勝に終わった。

石原延の長女・凛々は中３女子中量級に出場し2連覇達成

　前日の8日には型とシニアや女子セーフティの組手が行われ、組手の部シニア男子 45歳以上50歳未満に出場した、今大会で最も大型選手として注目された189センチ、100キロの中村征仁（正伝流中村道場）が、長身から繰り出される得意の上段ヒザ蹴りを武器に2回戦と決勝で技ありを取り初優勝を飾った。

　試合後、新極真会・緑代表は「この暑い夏、コンディションを整え挑んでいる選手、コートで繰り広げられる諦めずに戦う姿は本当にすばらしく勇気を貰いました。また、子供を引率する家族の皆さんも、この大会に参加することでより絆が深まればと思いました。また来年もこの東京体育館で多くの参加者で盛り上がる大会にしたい」とコメントした。

以下各階級　優勝者

緑代表からトロフィーが贈られる塚本慶次郎

■組手の部
【幼年】青木駿佑（新極真会東京城南川崎支部）

【小学1年男子】鈴木陽太（桜塾）
【小学1年女子】酒井希羽（武神　佐藤道場）

【小学2年男子】古賀ジェレミー（新極真会神奈川東横浜支部）
【小学2年女子】岩永唯伽（桜塾）

【小学3年男子軽量級】梅山晴輝（新極真会栃木支部）
【小学3年男子重量級】立原太心（新極真会福岡支部）
【小学3年女子】村林千紘（新極真会東京城南川崎支部）

【小学4年男子軽量級】山下夏海（白蓮会館）
【小学4年男子中量級】塚本慶次郎（新極真会世田谷・杉並支部）
【小学4年男子重量級】松下武蔵（極真会館横浜井上道場）
【小学4年女子】大坪桃香（新極真会福岡支部）

【小学5年男子軽量級】阿部優心（新極真会東京東支部）
【小学5年男子中量級】河原聖（新極真会奈良支部）
【小学5年男子重量級】瀬川欧太郎（新極真会大阪北支部）
【小学5年女子軽量級】青木陽愛（新極真会福岡支部）
【小学5年女子重量級】小林由依菜（桜塾）

【小学6年男子軽量級】松久優作（新極真会福岡支部）
【小学6年男子中量級】土山　誠（新極真会大阪中部支部）
【小学6年男子重量級】遠藤隆生（武楽会）
【小学6年女子軽量級】宇都宮美咲（新極真会大阪神戸湾岸支部）
【小学6年女子重量級】梅澤彩音（新極真会神奈川東横浜支部）

【中学1年男子軽量級】坂井　涼（桜塾）
【中学1年男子中量級】須田笙介（新極真会大阪北支部）
【中学1年男子重量級】金森悠成（金森道場）
【中学1年女子軽量級】関　真代（久保田道場）
【中学1年女子中量級】小林英里香（極真会館　手塚派）
【中学1年女子重量級】相庭那南（新極真会東京城南川崎支部）

【中学2年男子軽量級】竹下礼希（新極真会福岡支部）
【中学2年男子中量級】瀧本一斗（新極真会香川中央支部）
【中学2年男子重量級】後迫龍輝（新極真会大阪神戸湾岸支部）
【中学2年女子軽量級】土屋結莉（新極真会神奈川東横浜支部）
【中学2年女子中量級】杉本里帆（誠拳会館）
【中学2年女子重量級】木村萌那（桜塾）

【中学3年男子軽量級】中田裕陽（新極真会大阪中部支部）
【中学3年男子中量級】森井　翼（新極真会大阪北支部）
【中学3年男子重量級】平山竜慎（新極真会三重中央支部）
【中学3年女子軽量級】水谷　恋（久保田道場）
【中学3年女子中量級】石原凛々（新極真会岡山東支部）
【中学3年女子重量級】遠田朝香（新極真会東京東支部）