【ボクシング】細野が圧勝で3度目の防衛に成功
藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング! |
大橋ジム
「第55回フェニックスバトル」
2015年8月20日(木)東京・後楽園ホール
▼第5試合 日本フェザー級タイトルマッチ 3分10R
○細野 悟(大橋ジム/日本フェザー級王者)
判定3-0 ※99-92、99-91、99-91
●大坪タツヤ(T&T/日本フェザー級11位・挑戦者)
※細野が3度目の防衛に成功。
27勝のうち20勝がKOというその強打から“バズーカ”の異名を持つ細野が3度目の防衛戦を迎えた。挑戦者の大坪は今年4月、ノーランカーながら日本&OPBFランカーの片桐秋彦を破り、王座挑戦のチャンスを得た。
1Rから前へ出て右のパンチを積極的に打っていく細野。大坪は下がって左右フックで迎え撃つが、細野の積極性が目立つ。5Rを終わっての途中経過では、50-46が1名、49-46が2名と細野が大きくリード。
6Rは大坪の左フックがヒットして打ち合いとなり、7Rには細野の左ボディブローで大坪の身体がくの字に。一気に攻める細野に大坪はほとんど手が出ない。
8Rは細野の左ボディブローと大坪の左フックの相打ちが何度も見られる。9Rは細野がジャブをヒットさせていく。
最終10R、細野が左ボディブローと右ストレート、右アッパーで攻勢に。大坪も左右フックを打ち返すが、最後まで手を出して前に出た細野が判定勝ちで3度目の防衛に成功した。
細野は「KO出来なくてすいません」と応援団に謝り、4度目の世界挑戦について聞かれると「トレーナーに怒られて、また一から頑張っていきたいと思います」と、謙虚に答えた。
▼第3試合 54kg契約 3分8R
○松本 亮(大橋ジム/IBF世界スーパーフライ級8位、WBA・WBC・WBO世界同級11位)
KO 5R 1分24秒
●ルイス・メイ(メキシコ/WBC世界バンタム級10位)
松本は2011年12月にデビューして以来、14勝(12KO)無敗のホープ。今回は世界王座挑戦を視野に入れ、WBC世界バンタム級10位のメイと世界ランカー対決を行った。
頭を低く下げて入り込み、左右フックを振り回すメイに松本は速いジャブと打ち下ろしの右ストレートで序盤からペースを握る。3Rには右ストレートをヒットさせ、メイの腰が落ちた。
4Rは松本の左右ボディブローが何度も決まり、メイも同じくボディを打ち返す。5Rになるとメイが思い切った左右フックを振り回し、松本のパンチと相打ちになる場面が見られる。
しかし、打ち合いになったところでメイが右手の異常を訴える。試合を一時ストップして様子を見ていたレフェリーだが、カウントを数えて10カウント。松本のKO勝ちとなった。メイは右手首骨折の疑いがあるとのこと。
松本は「いよいよ打ち合いになるかと思ったらこうなってしまって残念です」と不完全燃焼の試合に納得がいかない様子だったが、「早く僕も世界チャンピオンになれるように頑張ります。世界チャンピオンになって会長と両親に恩返し出来るように頑張ります」と語った。
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