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【世界柔道】 団体戦、日本が男女で金、男子は韓国に競り勝つ

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2015/08/31(月)UP

2015アスタナ 世界柔道選手権大会
団体戦(2015.8.30)
於:カザフスタン・アスタナ ALAU ICE PALACE 

男子 団体戦 決勝
日本
3−2 ※日本金メダルで2連覇
韓国

 1回戦シードの日本の初戦、開催国のカザフスタンに先鋒から大将までの5選手で4勝1敗。そのうち、4選手が一本勝ちと圧勝も、続く準決勝のドイツ戦では2勝1敗と決勝進出のかかった副将戦、今年のワールドマスターズ準優勝の90kg級の吉田優也が指導でリードを許していたが、終了間際に袖釣り込み腰で有効を取り逆転勝ちして決勝に駒を進めた。

 決勝の韓国戦、先鋒の海老沼 匡は今大会の個人戦で66kg級4連覇をかけていたが惜しくも3回戦敗退、相手はその66kg級で優勝したアン・バウル。海老沼はその悔しさをぶつけるかのように攻め続ける。海老沼の大外刈りで有効かと思われた場面もあったが至らず。バウルは消極的姿勢などで指導2つが与えられ、指導の差で海老沼が勝利した。
 しかし、次鋒戦では今大会73kg級2位の中矢力が3位のアン・チャンリムに背負い投げで一本を取られ敗退。続く中堅戦では今大会81kg級金メダルの永瀬貴規が準々決勝でも戦ったイ・センスに指導の1つの差で勝利し2−1とリードするも副将の吉田優也が今大会90kg級金メダルのカク・ドンハンに指導の差1つで敗退し2−2。すべては100kg超級の大将戦に委ねられた。

 大将は昨年の全日本王者の王子谷剛志、韓国は2011年のこの大会100kg超級で銅メダルのキム・スンミン。王子谷は積極的に大外刈りで攻める。スンミンに消極的指導が入ると残り2分半から技の応酬に。スンミンの支え釣り込み足や、十字固めなどヒヤリとさせられる場面もあったが両者、技のポイントにまでは至らず、指導1つの差で王子谷が勝利。韓国に競り勝ち日本が2連覇を達成した。

男子団体 決勝戦 日本メンバー 
先鋒:海老沼 匡、次鋒:中矢力、中堅:永瀬貴規、副将:吉田優也、大将:王子谷剛志
 


 

女子 決勝戦
日本
5-0 ※日本金メダル 2大会ぶり
ポーランド

 女子は初戦ブラジル、準々決勝中国、準決勝モンゴル、決勝ポーランドと誰一人負けることなく完全優勝した。
 1回戦のブラジル戦、次鋒の山本杏(2013世界57kg級5位)が、2013世界57kg級覇者のラファエラ・シルバ(ブラジル)に隅落としで綺麗に投げ一本。準決勝のモンゴル戦では先鋒戦で中村美里が48kg級世界ランク1位のムンフバトに延長戦までもつれるも相手にかけ逃げの指導があり勝利するなど強豪が立ちはだかったが、決勝のポーランド戦は先鋒の中村が幸先よく1本勝ちで飾るとその後3人が一本勝ちで飾るなど圧勝。女子団体は2大会ぶりの金メダルとなった。

女子団体 決勝戦 日本メンバー 
先鋒:中村美里、次鋒:山本杏、中堅:田代未来、副将:新井千鶴、大将:山部佳苗

日本のメダル数
団体戦:金メダル2個
個人戦:金メダル6個、銀メダル5個、銅メダル4個 

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