【ビッグバン】ダウンの応酬で大野が逆転KO勝ち
ビッグバンプロモーション
「ビッグバン・統一への道 其の22」
2015年9月6日(日)東京・ディファ有明
▼第14試合 メインイベント第2試合 Bigbangスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R
○大野貴志(士道館新座ジム/Bigbangスーパーバンタム級王者)
KO 2R 1分20秒 ※左飛びヒザ蹴り
●リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ/元RISEフェザー級1位/挑戦者)
※大野が初防衛に成功。
大野は2014年12月に出貝泰佑をTKOで破り、王座を獲得。今回が初防衛戦となった。2012年1月に獲得したMA日本バンタム級王座(4度防衛)と合わせて二冠王であり、師匠・村上竜司譲りの左フックを得意とする。
リョウはJ-NETWORK、RISE、MA、ACCELなどで何度もタイトルマッチを経験しているベテランだが、いまだタイトルに縁がない。今回はビッグバンにて悲願であるチャンピオンベルトに挑んだ。
1R、序盤から両者はスピーディーなパンチとローを交換。リョウが大野にカウンターの右フックを叩き込み、ダウンを奪う。
すぐに立ち上がった大野は両手を広げてノーダメージをアピール。リョウはラッシュで襲い掛かるが、大野も打ち返す。
リョウの猛攻を凌いだ大野は、2Rになると前へ出て行く。ハイスピードの右ハイキックでダウンを奪い返すと、一気に襲い掛かり右フックでダウンを追加。逆転を狙って倒しに来たリョウと正面から打ち合い、最後は左の飛びヒザ蹴り。リョウはバッタリと倒れ、しばらく起き上がれないほどのダメージを受けた。
逆転KOで倒し倒されの激闘を制した大野は、「ダウンを取られたので焦りました。効いてはいませんでしたがもらってしまいました。もう倒さないと絶対勝てないと思い、気持ちで全力で向かっていきました」と勝利者インタビューに答えた。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第13試合 メインイベント第1試合 Bigbangスーパーウェルター級王座決定戦 3分3R延長1R
○森本一陽(レグルス池袋/元J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●ジャングルコーキ(TEN CLOVER GYM/2010年K-1甲子園70kg級準優勝)
※森本が第2代王座に就く。
初代王者・廣野祐が負傷のため返上した王座を、森本とコーキが争う。森本は2012年4月にJ-NETWORKスーパーウェルター級王座を獲得したが、今年6月の2度目の防衛戦で北斗拳太郎に敗れて王座を失った。
対するコーキはKrushやホーストカップなどに出場しているパンチャーで、今年7月に横山剛が保持するACCELミドル級王座に挑んだが、延長戦の末に判定2-0の僅差で惜敗。両者とも今度はBigbangの王座を狙う。
1R、コーキが強烈な左ボディブローを何度もめり込ませ、右ストレートで森本を大きく吹っ飛ばす。森本は左右フックを放つが、コーキもパンチとヒザ蹴りで迎え撃つ。
2Rもコーキのペースで進んでいたが、森本が左フックをヒットさせ、左右フックを見舞う。コーキも打ち返すが、今度は森本がボディを攻める。
3R、両者共に左右フックからボディを攻める。一進一退の打ち合いとなったが、中盤に森本が左右フックでラッシュを仕掛ける。森本の回転の速いフックが決まり、コーキも打ち合うが森本が手数で上回った。
打ち合いで場内が盛り上がる中、試合終了のゴング。判定2-0で勝利が告げられると森本は延長戦になると予想していたのか“えっ?”という表情を見せたが、接戦を制した。
森本はマイクを向けられると、「勝利するのは嬉しいです。ベルトは何回巻いてもいいものですね。コーキ選手は若いのでガンガン来ると思っていましたが、最後はガンガン来ましたね。これからもバシバシ殴り合う試合をしていきたいです」と、2本目のベルトを腰に巻いて王者としての所信を語った。
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