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【グラチャン】大澤茂樹初防衛戦で原井徹に苦戦

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2015/09/19(土)UP

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GRACHAN実行委員会/BOMプロモーション
「GRACHAN19×BOM IX.5」
2015年9月19日(土)東京・大田区総合体育館

打ち合う場面も見せた大澤(左)と原井(右)の一戦はドローに

▼第25試合 GRACHAN MMAフェザー級タイトルマッチ 5分3R
△大澤茂樹(Honey Trap/GRACHAN MMAフェザー級王者)
ドロー 判定0-1
△原井 徹(フリー/挑戦者)
※大澤が初防衛に成功

 今大会はMMAイベント「GRACHAN(グラチャン)」とムエタイイベント「BOM」との合同興行となり、会場には通常のGRACHAN興行で使用される八角形のケージ(金網)と、BOM興行で使用されるリングを併設。これは世界初の試みとなる。GRACHANとBOMの試合が数試合ずつ交互に行われ、最終試合を飾ったのは大澤と原井のタイトル戦。

 大澤は今年7月の修斗で宇野薫を2RKOで沈めた。対する原井は現在4連勝中。両者は2009年8月の戦極で対戦しており、大澤が1RKOで勝利。6年ぶりの再戦となった。

 1R、原井は右ロー、右ハイを多用。大澤はハイを寸前で見切るなど決定打を許さず攻撃はほぼ左ストレートのみ。

 カウンターを出せず、戦いづらそうな大澤はタックルを仕掛け、原井を金網に押し込む。

 2R、変わらず原井は右ハイを連発。大澤はなかなか攻撃を出さず見合う展開に。終盤に大澤はようやくテイクダウンに成功。

 3R、レフェリーからアグレッシブにいくように注意を受ける両者。大澤は強引に前に出て打ち合いを呼び込む。大澤のパンチがヒットし原井は鼻血を出す。原井の蹴り足をキャッチした大澤がテイクダウンし、鉄槌を落としたところでゴング。原井に一票入るも、残り二人はドロー。大澤が辛うじて初防衛に成功した。

 


 

伊藤(下)をパウンド連打で追い込む手塚(上)

▼第23試合 セミファイナル GRACHAN MMA バンタム級 5分2R
○手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会/第3代GRACHAN MMAバンタム級王者、HEAT 総合ルール バンタム級王者)
TKO 1R 25秒 ※レフェリーストップ
●伊藤健一(CARPE DIEM)

 6月のVTJ大阪大会で遠藤大翼との接戦の末に敗れた手塚が再起戦。グラチャン初参戦でベルトを目標にしている伊藤と対戦した。

 1R開始早々に手塚がパンチでラッシュを仕掛けると、伊藤は背を向けてヒザを付き防戦一方。一度は立ち上がったものの、手塚の猛攻を受け続けたところでレフェリーがストップ。

 手塚は11月29日(日)東京・ディファ有明で斉藤洋二(BRAVE)を挑戦者に迎え、初防衛戦を行うことが決定した。

  

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