【ボクシング】高山が流血もTKOで2度目の防衛成功
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 12回戦」
2015年9月27日(日)エディオンアリーナ大阪
▼IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 3分12R
○高山勝成 (仲里ジム)王者
TKO 8R1分20秒 ※レフェリーストップ
●原隆二 (大橋ジム)挑戦者
主要4団体の世界王者である王者高山。現在保持しているIBF王座のほかに、過去にはWBC、WBA(暫定王座)、WBO(階級はいずれもミニマム級)と日本人として初めて主要4団体の世界王座に就いた。
対する同級10位の原隆二は高校4冠を達成し2010年のプロデビューから昨年まで18連勝。昨年の10月に田中恒成に初黒星を喫したものの今年5月にソークラウォンにTKO勝ちし、今回が世界初挑戦となる。
1R 原はどっしり構えて前へ出ながらボディを中心に攻める。一方高山は腹の周りをステップして回りながら鋭いジャブを入れていく。
2R 一発一発重いパンチを入れる原。右フックが高山の顔面を捉え動きが止まる場面も。
3R 高山がバッティングにより左まぶたを切り流血。しかし原は左ボディブロー中心に攻め立てる。
4R 序盤、原のいい右フックがクリーンヒット。ここから高山の反撃は始まる。ボディから上へ攻撃をふり高山の左フックもクリーンヒットし原は防戦一方に。
5R 前へ前へ出る高山。前半からパンチの連打で原を追い詰める。終盤、高山の左ボディで動きが止まる原。
6R 流血が激しくなる高山だが、ボディから上を狙う攻撃が止まらない。原は下がりながらも高山の顔に当てていく。終盤高山の左フックがヒット。
7R 序盤、高山の右ストレートで原の動きが止まる。ボディの連打で度々原の背中が丸まり防戦一方となるが原も時折カウンターで強いパンチを高山の顔に入れる。
8R 序盤からボディを中心にラッシュをしかける高山。防戦一方で何もできず徐々にボディにダメージが蓄積していき動きが止まる。そこに顔への左右フックの連打が入り、何も出来ない状態となった原をレフェリーがストップ。8R1分20秒、高山のTKO勝利となった。
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