【ムエタイ】藤原あらし、ルンピニーで2連勝
「スックムエタイ ルンピニークリッククライ」
2015年10月24日(土・現地時間)タイ・ルンピニースタジアム
▼第5試合
○アラシ・フジワラ(=藤原あらし/バンゲリングベイ恵比寿/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも49-47
●ブロディ―・WMCムエタイ(Brodie Stalder/オーストラリア)
ムエタイ2大殿堂のひとつルンピニースタジアムの日本支部『ルンピニー・ボクシング・スタジアム・オブ・ジャパン』(略称LBSJ=ルンピニースタジアム日本支部)を通して、藤原がルンピニー遠征。8月22日に続いてルンピニーでの試合は今年2度目となる。この試合は土曜夜の5chのテレビマッチとして行われた。
対戦相手はオーストラリアのブロディ・シュタルダー。70戦以上の戦績があり、オーストラリアで複数のベルトを巻いてきた、地元での第一人者。近年はタイ南部のサムイ島にあるジムでも活動しているという。
両者、初回から蹴りの応酬。ブロディ―はローキックを軸に藤原にダメージを与えていく。藤原は高い蹴りを中心に試合を運ぶ。それまで両者は互角の戦い。
両者の蹴りは互いの体に食い込み、かなりのヒット数を出していたが、4Rに入りブロディ―が力尽きてきたか、若干攻撃のペースが失速し始めてくる。藤原はそこを見逃さず、さらにミドルキックの連打からパンチやヒジを決める。
ブロディ―も重そうなミドルキックを返すものの攻撃が単発であり、藤原の多彩な攻撃とは対照的なものだった。5Rには藤原の勝利は確実なものだったが、藤原は手を休めない。ジャッジは3者とも49-47で藤原の判定勝利となった。これでルンピニーで二連勝に。
試合後、藤原は「これからは、日本とタイの試合を並行して戦っていきたい」とコメント。12月13日(日)東京・新宿FACEで開催されるセンチャイムエタイジム主催『MuayThaiOpen33』の出場が決定している。次のルンピニー参戦は来年になるという。
Text&Photo H.Soda 早田寛
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