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【新日本キック】江幡が豪快KO勝ち「伝説を作る」

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2015/10/25(日)UP

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江幡(右)は強烈な左右ボディブローでプラーププラーム(左)をKO

新日本キックボクシング協会
「MAGNUM 39」
2015年10月25日(日)東京・後楽園ホール

▼第13試合 メインイベント 日タイ国際戦 56.0kg契約 3分5R
○江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
KO 2R 2分33秒 ※ボディブロー
●プラーププラーム・バーンボー・ウィッタヤーコム(タイ)

最初は重い左の蹴りで場内をどよめかせたプラーププラーム

 新日本キックが誇る双子の世界王者・江幡兄弟の弟・塁が、プラーププラームを迎え撃った。江幡は現在5連勝中で2連続KO勝ち。対するプラーププラームは42勝(10KO)15敗2分の戦績以外、全くデータがない未知のムエタイ戦士。

 1R、プラーププラームの重い左ミドル、左ローの炸裂音に場内はどよめく。江幡は左右ローを蹴りつつ、得意の右ボディブローを突き刺す。

江幡がジャンプしてのパンチをヒットさせる

 2R、左ハイやヒジを狙ってくるプラーププラームに江幡はローとボディブローで応戦。下半身に注意を引き付け、ジャンプしての右フックをヒットさせる。

 徐々に江幡の攻撃が目立ち始め、江幡が左ボディブローでプラーププラームをダウンさせる。プラーププラームは立ち上がると首相撲からのヒザに持ち込もうとするが、江幡が左右ボディを連打すると再びうずくまり、江幡のKO勝ちとなった。

 江幡はマイクを持つと興奮気味に、「僕はこれからキックボクシングで伝説を作ります。この先いい選手がたくさん出て来ると思いますが、僕には新日本キックのチャンピオンとしての責任があります。それはムエタイのチャンピオンになることです。僕は圧倒的に、ダントツで強くならないといけません。これからもっと強くなっていきます」とアピールした。

 


 

内田(左)のパンチに合わせた重森(右)の左ハイキックがヒット

▼第12試合 セミファイナル 日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○重森陽太(伊原道場稲城支部/日本フェザー級1位/挑戦者)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-48
●内田雅之(藤本/日本フェザー級王者)
※重森が新王座に就く。内田は5度目の防衛に失敗。

内田はいつもの蹴り主体ではなくパンチで攻めていく

 内田が5度目の防衛戦に、元・日本バンタム級王者の重森を挑戦者に迎えた。両者は今年3月大会で対戦し、重森が得意の蹴り主体で攻め判定勝ちを収めている。

 1R、重森が速いパンチと蹴りで先手を取る。内田はロー、ミドルを蹴り返す。

 2R、重森はコンビネーションの最後に必ず左右ローを蹴り、鋭い右ストレートにつなぐ。いつもは蹴りを多用する内田だが、このラウンドはパンチで勝負。重森はそのパンチに左ハイを合わせたが、内田は全く怯まない。

 3R、内田のローに対して強烈な左ミドルを返す重森。打ち合いになると重森が右ヒジで内田の右目上をカット。その後も重森が優勢で、初めて大きな差がついた。

 4R、内田はパンチでボディを攻め、前蹴りを突き刺す。重森も前蹴りを返し、右ミドルを放つ。内田は右ストレートも狙い、重森はやや手数が減る。

 5R、前に出る内田は重森の蹴り、パンチに必ず同じ技を返し、重森のパンチをかわして前に出る。しかし、重森のヒザ、左フック、左ヒジが内田を襲う。終盤になると重森が左ミドルを連続ヒットさせ、そしてゴング。重森が判定勝ちでバンタム級王座に続き2階級制覇に成功した。

 重森はマイクを持つと、「ずっと無敗チャンピオンということでバンタム級でやってきましたが、前回のタイトルマッチで負けてしまいました。今回、2階級制覇出来たのでこのベルトを今度は離さないでやっていきます」と、もうベルトは渡さないと宣言した。

 

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