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【ボクシング】池原が世界王座V3達成

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2015/11/11(水)UP

 

池原(右)の右ストレートが神田(左)を捉える

協栄ジム
「第373回ガッツファイティング」
2015年11月11日(水)東京・後楽園ホール

▼WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ 2分10R
○池原“シーサー”久美子(フュチュール/WBO女子世界ミニフライ級王者)
判定3-0 ※97-93、97-93、98-92
●神田桃子(勝又ジム/OPBF東洋太平洋アトム級王者・挑戦者)
※池原が3度目の防衛に成功。

 2014年9月に王座決定戦を制し、これまで2度の防衛に成功している池原が、東洋太平洋王者・神田を迎え撃った。池原は6勝(3KO)1敗2分の30歳、神田は海外でも試合経験を積み9勝(2KO)7敗2分の29歳。

 1Rから積極的に攻めるのは池原。右ストレート、右フックと右をヒットさせながら前へ出る。しかし3R、劣勢だった神田が左フックをヒットさせて一気に前へ出る。頭を低く下げて入り込み、フックを繰り出すと片手を相手に引っ掛けてもう片手で殴る喧嘩殺法。

 4Rも最初から飛ばしていった神田だが、池原はジャブを当てて距離を取る。神田が入ってくるところにジャブ、右ストレートを合わせていった。

 9Rまで前に出てくる神田に池原がジャブ、右ストレートで迎え撃つ展開が続く。前に出るのは神田だが、池原の的確さが目立つ。

 最終10R、左右フックで前進する神田だが、パンチは空を切る。池原が下がりながらもジャブ、右ストレート、アッパーで応戦し、判定3-0で池原が3度目の防衛に成功した。

 池原は「初防衛戦、2度目の防衛戦と怪我で納得のいく試合が出来なかったんですが、それでも応援に来ていただきありがとうございます。神田選手のように気持ちの強い選手と戦えたことに感謝します」と、勝利者インタビューに答えた。

☆ダニエラ・ベルムデスvs高野人母美のWBO女子世界タイトルマッチはこちら

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