【DEEP JEWELS】元王者スギロックが復帰戦で勝利
DEEP事務局
「DEEP JEWELS 10」
2015年11月23日(月・祝)東京・新宿FACE
▼第7試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級 5分3R ※ヒジ有り
○スギロック(和術慧舟會AKAZA/初代DEEP JEWELSフェザー級王者)
判定3-0
●黒部三奈(マスタージャパン)
スギロックはプロデビュー以来8連勝し、無敗のまま王座に就いたが、2012年10月に海外での試合で初黒星。2013年5月にはハム・ソヒに王座を奪われた。今回は2014年8月の浜崎朱加戦以来の復帰戦となる。対する黒部は、前回5月大会でV.V.Meiに初黒星を喫したが、それまではデビュー以来5連勝。その勝利の中には、元DEEP JEWELSライト級暫定王者・富松恵美を破った一戦も含まれている。
1R序盤、スギロックがスピードあるパンチのコンビネーションで黒部を追い込みヒザ蹴りをクリーンヒット。一瞬苦痛の表情を見せるも耐えた黒部が右ストレートを当て、スギロックの腰が落ちる。ダメージを感じさせないスギロックは積極的にパンチで前進し主導権を握る。
2R、今度は黒部がガンガン前に出て左ジャブ、右ストレート。黒部はスギロックをコーナーに押し込みヒザを押し込む。距離を取るスギロックは再びプレッシャーをかけながらパンチを出し、黒部も怯むことなくパンチで応戦する。
3R、手数の減った黒部に対し、スギロックは左ジャブと右ストレートをテンポよく当てペースを握る。タフな黒部を倒すことは出来なかったが、スギロックが判定3-0で勝利。マイクを持つと、現役続行をアピールした。
▼第6試合 セミファイナル DEEP JEWELSアトム級 5分3R ※ヒジ有り
○富松恵美(パラエストラ松戸/元DEEP JEWELSライト級暫定王者)
判定2-1
●SARAMI(クラブバーバリアン/DEEP JEWELSフェザー級GP2015準優勝)
富松は前回8月大会で腕十字による一本勝ちを収めて連敗から脱出。SARAMIはDEEP JEWELSフェザー級GP2015決勝戦をV.V.Meiと争い惜しくも敗れた。8月のROAD FCでは韓国の新鋭パク・ジョンウンを破っている。
1Rから打撃戦を繰り広げる両者。富松の右ストレートが何度かヒットするも、SARAMIは前に出続け組み付いてテイクダウンを狙う。終盤にようやくテイクダウンに成功したSAKRAMIはガッチリ押さえ込みながらマウントポジションからパウンド。富松はうつ伏せになりピンチから脱出する。
2R、思い切りのいい右ストレート主体の攻めを見せる富松。下がる場面もあったSARAMIは何度か組み付いてテイクダウンを狙う。富松はコーナーを背にし耐える。
3R、富松のパンチには、SARAMIが前蹴りで突き放しながらパンチも織り交ぜる。
変わらずテイクダウン狙いのSARAMIが組み付くと、富松は腕をキャッチしアームロックを仕掛けたところで終了のゴング。判定2-1の僅差で富松が勝利した。試合後のマイク時には妹でヘビメタギタリストRie a.k.a. Suzakuがリングイン。
富松が11月25日に発売される妹の2ndアルバムを宣伝しつつ「11月26日は妹の誕生日なので今日の勝利をプレゼントします。これからも頑張って下さい」といえば、Rieは「次の試合では一本取れるように頑張って下さい」と返し、場内から笑いを誘った。
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