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【ボクシング】辰吉Jr.最終ラウンドでKO逃すも判定でプロ3連勝

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2015/12/19(土)UP

最終ラウンド終盤のラッシュでKOが期待されたが終了のゴングでダウンを逃した。

「ドラマチックボクシング」
2015年12月19日(土)エディオンアリーナ大阪第二競技場

スーパーバンタム級4回戦 
○辰吉寿以輝(19歳・大阪帝拳)
判定3-0(39-38、39-37、39-37)
●脇田洸一(25歳・クラトキ)

 デビュー2戦2勝2KOの辰吉は父・丈一郎と同じくデビュ−から3連続KOを狙う。対する脇田はプロ2勝1敗の4戦目。充分対策を立て得意のスピードボクシングで人生ぼビックチャンスとして辰吉から勝ちを狙う。
1R、今回のテーマはデフェンスという辰吉。しっかりガードをし、相手のパンチをしっかり見ての立ち上がり。
2R、前に圧力をかけ上半身を振りながらジャブから攻撃を組み立てようとする。一方、脇田もジャブを多く出す。後半30秒、辰吉がパンチのラッシュで脇田の顔面に2発パンチをヒットさせる。
3R、辰吉にとってはプロ初の3Rに入る。中盤脇田がパンチのラッシュで出て行く。ガードをしながら辰吉は単発で返していくが決定打はない。
4R お互いジャブで牽制するがラスト1分で辰吉が前に出てパンチのラッシュ。終盤ボディと顔面にヒットし相手をぐらつかせるも、こ
こで試合終了のゴング。判定3−0で辰吉がデビュー3連続勝利で飾った。

「倒すように練習してきてるんで倒せなかったので全然ダメでした。(応援は)すごく力になりました。次は必ずKOで勝ちます」とコメントした。


 

中澤(右)はダウンを奪いプロ8連勝、プロアマ通算100連勝を達成


スーパーバンタム級8回戦
○中澤奨(23歳・大阪帝拳)
判定3-0(78-75 78-73 78-75)
●渡部大介(24歳・ワタナベ)

プロ7戦全勝4KO、日本スーパーバンタム級8位の難波の奨こと中澤奨。得意の左フックで次々とKOを重ねてきた選手。一方、チャレンジャー渡部はプロ4戦目で2KO1敗。中澤に勝ってランキング入りしたいところ

1R、渡部が力強いパンチで積極的に前に出るのに対し、様子を見る中澤だが、3、4Rと渡部のパンチが中澤の顔にヒットし始め中澤も手数を増やし打ち合いに応じる。
5R、中澤はボディから顔へ、顔からボディへパンチをうまく纏めヒットさせる。渡部はカウンターを狙い一発一発強いパンチを返し、時折中澤の顎にヒット。
6R、打ち合いの中で中澤の左フックがヒットし渡部が一瞬グラつく。
7R、中澤の左ボディが的確に入る中盤に右フックで渡部からダウンを奪う。
8R、渡部はダウンを狙うかのように積極的に前に出て接近戦で細かくパンチを当てていく。渡部ものディブロー、左右フックを当てていくがお互い倒すに至らず判定で中澤が勝利。デビュ−8連勝を飾った。プロアマ通算100勝目を飾った。

 

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