【パンクラス】“稲垣組の若頭”北方が地元大阪で復活勝利
パンクラス大阪
「PANCRASE大阪大会」
2015年12月23日(水・祝)大阪・旭区民センター大ホール
観衆=666人(満員)
▼第10試合 メインイベント ストロー級 3分3R
○北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
判定3-0
●石綱テツオ(ISHITUNA MMA GYM)
“稲垣組の若頭”北方は今年2戦しているが、ローブローを受けての試合続行不可能(7月)、また計量オーバーにより(10月)ノーコンテストが続いてしまった。来年へ繋げるためにも、どうしても勝っておかなければならない1戦だ。
1R、北方がパンチからタックル、テイクダウン。すぐに片足をパスして殴る。石綱はガードに戻すが、北方は力強くパンチを打つ。ハーフになり、ヒジ。さらにパンチを連打して終了。
2R、石綱はハイキックで奇襲。しかし北方は落ち着いてタックル、テイクダウンを奪う。さらにサイドポジションに移行し、ヒジ、ボディブロー。逃れたい石綱が回って亀になると、北方はマウント、さらにサイドポジションに移行しヒジを連打する。石綱は脱出できないままゴング。
3R、石綱はまたもハイキック。北方はコーナーへ押し込む。石綱は片手で北方の胴を抱えており、そのまま試合から三角絞めを狙う。北方は小さく叩きつけて頭を抜く。パンチを打って立ち、猪木アリ状態に。石綱が蹴り上げ、北方がかぶさったところで終了。
判定は、終始、相手をコントロールし自分のペースで闘った北方の勝利。マイクを握ると、「僕はまだまだもっと強くなりたいし、試合のたびに応援してくれたり、協力してくれたり、支えてくれたりした人たちの存在が嬉しいです。この嬉しい気持ちを、もっともっと返したい。強くなって、みんなに嬉しいと思ってもらえるようにしたいです」とアピールした。
▼第9試合 セミファイナル バンタム級 3分3R
○土肥 潤(総合格闘技道場MIBLO)
判定3-0
●竹本啓哉(ALIVE)
竹本は日沖発、久米鷹介ら強豪と同門。パンクラスには2013年より参戦。今年は2戦1勝だが、9月のグランドスラムでベテランの大石真丈に判定勝ちしている。対する土肥は2011年よりパンクラスに参戦し5戦4勝の戦績。
1R、竹本がコーナーへ押し込み、フロントチョークを狙う。土肥が頭を抜くと、竹本はガードからパンチ。土肥もパンチ、ヒジを打つ。竹本は左腕を捉えているが、土肥がヒジとパンチを打って終了。
2R、土肥のタックルと竹本のパンチが同時に出る。土肥が上になり、大きいパンチを連打。竹本は鼻血。しかし下からヒジ、パンチを入れる。しかし、上になっている土肥がヒジとパンチを打ちまくって終了。
3R、土肥はロープへ押すと回ってテイクダウン。竹本は下から三角絞めを狙うが、外されてしまう。続いてガードポジションから腕を狙うが、これは決められない。土肥は回ってバックを取り、さらにハーフからマウントに移行。竹本がハーフに戻したところでゴング。判定は3−0で土肥が勝利した。
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