【IGF】オリィ・トンプソンが逆転KOでトーナメント優勝、RIZIN王者との対戦アピール
イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)
「INOKI BOM-BA-YE2015」
2015年12月31日(木)東京・両国国技館
▼第8試合 メインイベント オープンウェイト IGF WORLD GP TOURNAMENT 2015 決勝戦 5分3R
○オリィ・トンプソン(イギリス)
KO 1R2分08秒 ※右フック→パウンド
●フェルナンド・ロドリゲス・Jr(ブラジル)
※トンプソンがトーナメント優勝、第5代IGFチャンピオンに就く
4月に幕を開けたスーパーヘビー級トーナメント「IGF WORLD GP TOURNAMENT 2015」。4月の1回戦、8月の準決勝を勝ち上がった両者が激突。1回戦、2回戦を共にKO勝利で勝ち上がったフェルナンド・ロドリゲス・Jrと、1回戦でミノワマン、準決勝でクリス・バーネットを破った元UCMMA(英国)ヘビー級王者の肩書きを持つオリィ・トンプソンの対戦となった。
1R、ロドリゲスがいきなり左右のフック連打。トンプソンは組み付いてコーナーへ押し込み、コツコツと太ももへヒザを入れる。
ロドリゲスもヒザを返すがこれは金的となり一時中断。再開後、ロドリゲスは跳びヒザの奇襲。トンプソンはこれをキャッチし再びコーナーへ押し込む。
ブレイクとなるとロドリゲスが再び左右のフック。連打を浴びたトンプソンはぐらついて後ろへ下がる。
しかしさらにロドリゲスがラッシュをかけたところでトンプソンが右フック。これがアゴをもろにとらえロドリゲスはヒザから崩れ落ちる。
跳びかかるようにしてトンプソンがパウンドを連打するとロドリゲスは完全に失神。劇的な逆転勝利でトンプソンがトーナメントを制し、第5代IGFチャンピオンに輝いた。
試合後、次に対戦したい相手を聞かれたトンプソンは「同じ日にもう一つ行なわれているトーナメントの優勝者とやってもいい」とRIZINヘビー級トーナメント優勝者との対抗戦に意欲を見せた。
▼第5試合 BOM-BA-YEスペシャルマッチ GENOMルール 30分1本勝負
○青木真也(Evolve MMA/ONE FC世界ライト級王者)
一本 3分07秒 ※スリーパーホールド
●モンターニャ・シウバ(ブラジル)
12月29日のRIZINで桜庭和志に勝利したばかりの青木が中1日での出場。身長227cm、175kgを誇り、過去にK-1にも出場経験があるシウバとの対戦となった。
ゴングと同時にシウバが襲い掛かると、青木はすばやく身をかわし早々とリング外へ逃避。
シウバは「どうした」とばかりに両手を上げて余裕のアピール。その後も、リングへ入ったかと思うとすぐ外へエスケープする青木に、シウバはリングの中から外へ向かってパンチ、キックを出す。あまりの手足の大きさに危うくリング外の青木へ攻撃が届きそうになるが、青木はシウバの足を取って転ばせるとすかさず中へ入ってフォール。続いて腕十字を仕掛ける。
しかしシウバは腕ごと青木を持ち上げこれを防ぐと、両腕で青木の首を掴んだまま持ち上げ放り投げる。さらにシウバがヒザ、前蹴り。防戦一方の青木だったが、シウバの蹴り足を取って転倒させると、一瞬の隙をついてバックに周りチョークスリーパー。これががっちりと入りシウバがタップ。
青木が身長差50cm、体重差100kgを覆し勝利を収めた。試合終了のゴングが鳴った後、青木はシウバへ蹴りを入れるとすかさずリング外へ逃走。怒るシウバに遠くから中指を立て、もはや大みそか恒例となりつつある、試合後の悪行パフォーマンスを終えてリングを後にした。
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