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【UFC】金原、2R健闘もチョークで極められ一本負け

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2016/01/02(土)UP

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田中が接戦を制してUFCで2勝目をあげた

▼バンタム級 5分3R
○田中路教(Team Alphamale Japan/元PXCバンタム級王者)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ジョー・ソト(アメリカ/元Bellator世界フェザー級王者)

 田中は柔道出身で2011年のプロ修斗フェザー級新人王。2012年11月からはグアムのMMA(総合格闘技)大会『PXC』を主戦場とし、PXCバンタム級王者となり、2014年6月からUFCに参戦。初参戦では勝利をあげたが、2戦目は同年9月のUFC JAPANにて判定2-1で惜しくも敗れた。これが11戦目にしてプロ初黒星。今回はタイトルマッチ経験者のソトと激突。

 1R、ソトの攻撃に左フックを合わせる田中。ソトの片足タックルにはすぐに対応し足を抜いてパンチを返す。終盤にはソトの右ローをキャッチした田中がテイクダウンに成功。下のソトがフットチョーク、これが決まらないとみるやオモプラッタ。田中は腕を抜いて脱出する。 

 2R、田中は遠い間合いから左ジャブ、右ミドル。速いパンチのコンビネーションを次々と当てて主導権を握る。田中が巻き投げでテイクダウンしたが、下のソトはフロントチョークを決める。脱出した田中はソトを押さえ込みながらこつこつとヒジ、パウンドを落とす。

 3R、ソトがプレッシャーをかけ、田中は細かいパンチの連打で迎え撃つ。ソトの左ジャブを何発かもらう田中だが、パンチを返すとソトは「もっと打ってこい」と挑発。ソトのフックをもらいつつ、田中はタックルでテイクダウン。ソトはフロントチョーク。スタンドに戻ると、ソトのパンチで鼻血を出し、疲れを見せる田中は劣勢ながらもパンチを返す。ソトがテイクダウンしバックチョークを狙ったところで終了。判定2-1の僅差で勝利した田中は「判定はどっちに付くか全然わからなかった。最後にスタミナが切れてやばいと思った」と試合を振り返った。


 

▼ヘビー級 5分3R
○スティペ・ミオチッチ(アメリカ)
TKO 1R54秒 ※レフェリーストップ
●アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)

 1R、お互いに様子を見合う打撃の攻防の中、ミオチッチが右ストレート。これでぐらついたアルロフスキーに対し、ミオチッチがパンチラッシュ。再び右ストレートを食らったアルロフスキーは倒れ込み、ミオチッチがパウンドで追撃したところでレフェリーがストップした。

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