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【UFC】クルーズが約4年ぶりに王座返り咲き

2016/01/17(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

スピードのある攻防がフルラウンド繰り広げられ、クルーズ(左)が僅差で勝利

ZUFFA
「UFC Fight Night-Dillashaw vs Cruz-」
2016年1月17日(日・現地時間)アメリカ・マサチューセッツ州ボストンTDガーデン

▼UFCバンタム級タイトルマッチ 5分5R
○ドミニク・クルーズ(アメリカ/UFCバンタム級1位・挑戦者)
判定2-1 ※49-46、48-47、46-49
●T.J.ディラショー(アメリカ/UFCバンタム級王者)

 王者ディラショーは13勝2敗、挑戦者・同級1位のクルーズは20勝1敗。ディラショーは2014年5月にタイトルを獲得して以来、2度の防衛に成功。現在3連続KO・TKO勝ち。クルーズは初代UFCバンタム級王者で、2012年にヒザを負傷して長期欠場。2014年2月に王座を剥奪され、2014年9月に復帰したがその試合でも負傷して再び欠場。今回が再起戦にしてタイトルマッチとなった。

 1R、お互いに左右へスイッチしながらパンチを放つ。軽快な動きでディラショーのパンチをかわすクルーズが最初にテイクダウン。ディラショーはすぐに立ち上がる。華麗なステップと体捌きでディラショーのパンチやハイキックをかわし、ジャブを入れていくクルーズ。ディラショーもどんどん前へ出てパンチを放っていく。スピーディーに動き回る両者。5分があっという間に過ぎた。

 2Rもパンチで前に出るディラショーと、軽快な動きでそれをかわしていくクルーズ。両者ともなかなかクリーンヒットを奪えず、テイクダウンも取れない。強引に入っていくディラショーが右ハイ、左ストレートを浅くヒットさせる場面があり、クルーズがタックルで2度テイクダウンを奪うもすぐにディラショーが立ち上がる場面も。

 3Rになるとディラショーは無理に追っていくのをやめ、どっしりと構えて距離が詰まると両者パンチを放っていく。ディラショーのローにタックルを合わせてクルーズがテイクダウン。しかし、ディラショーはすぐに立ち上がる。クルーズがパンチを当てる場面が目立ち始め、ディラショーのパンチはしっかりとかわしていく。

 4Rも左右に構えをスイッチして独特なステップを踏むクルーズがテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がるディラショーはパンチを繰り出していくが、やはりクルーズにかわされる。残り2分を切ったところで、ついにディラショーがタックルに成功してバックを奪う。しかし、寝かすことは出来ずクルーズが脱出。残り10秒、クルーズのタックルをかわしたディラショーが左右フックを叩き込む。

クルーズが約4年前に剥奪された王座を取り戻した

 5R、左右フックから左ハイを放つディラショーに、クルーズもパンチを打ち返す。ジリジリと前へ出てパンチを繰り出すディラショーと、それをかわしてパンチを入れようとするクルーズ。両者足を止めての打ち合いを見せる。攻めている印象を与えるのはディラショーだが、ヒット数はクルーズの方が多い。

 試合中の軽快な動きが嘘のように、試合が終わるとクルーズは足を引きずる。勝敗は判定にもつれ込み、2-1でクルーズが勝利。ディラショーは頭を抱え、クルーズはガッツポーズ。約4年ぶりに王座へ返り咲いた。


 

ペティス(左)との試合を制したアルバレス(右)はタイトル挑戦をアピールした

▼ライト級 5分3R
○エディ・アルバレス(アメリカ/UFCライト級4位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●アンソニー・ペティス(アメリカ/UFCライト級1位)

 日本の『DREAM』で活躍したアルバレスが、三角飛び蹴り(リングを囲っている金網を蹴り、その反動で相手を蹴る技)で有名になった技師ペティスと対戦。

 1R、アルバレスが両足タックルでテイクダウンを奪い、立ち上がったペティスを離さず長い時間ケージに釘付け。残り1分45秒でようやく脱出したペティスはパンチから後ろ回し蹴りを放つが、アルバレスにタックルを合わされてテイクダウンを奪われる。

 2R、前に出てくるアルバレスを左のパンチで迎え撃つペティスだが、またもアルバレスに組み付かれてケージに釘付けにされる。ペティスはヒザ蹴りで脱出するとパンチ、左ミドルを前に出てくるアルバレスに浴びせる。今度はペティスが前に出てワンツー、右ローをヒットさせた。

 3Rが始まってすぐにタックルで組み付くアルバレス。離れるとパンチの打ち合いとなるが、ややペティス有利か。しかし、アルバレスはすぐにタックルでテイクダウンを奪い、ガッチリと抑え込む。ペティスが立ち上がっても再びテイクダウン。さらにペティスが立ち上がるとケージに押し込んで釘付けにする。

 残り30秒で離れると蹴り合い、打ち合いになるが、ペティスは決定打を奪うことが出来ず、試合を支配したアルバレスが判定で勝利した。


 

▼ヘビー級 5分3R
○トラヴィス・ブラウン(アメリカ/UFCヘビー級6位)
TKO 3R 4分09秒 ※レフェリーストップ
●マット・ミトリオン(アメリカ/UFCヘビー級14位)

 1R、サウスポーのミトリオンのローに右ストレートを合わせるブラウン。両者ジャブを出して慎重な序盤。ブラウンはハイキック、ヒザ蹴り、前蹴りと蹴り技を多用し、ミトリオンは時折飛び込んでの右フックを放つ。終盤、左ストレートで飛び込んで来たミトリオンを止めようと、ブラウンが伸ばした左手がサミングとなり、試合中断。再開後、すぐにラウンド終了となる。

 2R、ミトリオンはまたサミングがあったとアピールするが、レフェリーは試合続行。しかし、泣きそうな表情のミトリオンを見て、しばらくしてレフェリーが試合を一時中断。VTRでブラウンの親指が目をかすったことが確認された。

 再開後、ブラウンがミトリオンの蹴り足を取ってテイクダウン。アームロックを狙うがミトリオンに立たれる。ブラウンは突き刺すような前蹴りを連発し、ミトリオンがパンチで飛び込んでくるとタイミングよくヒザを突き刺す。これが何度も決まった。

 3R、ブラウンがカウンターの右ストレートをクリーンヒット。バックを奪ったブラウンが後ろに投げるようにしてテイクダウンを奪い、一気にマウントポジションへ。パンチ、ヒジを叩き込むとミトリオンは防戦一方となり、ブラウンはパンチを打ち続けてレフェリーストップとなった。

Photo=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c) 

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