【WSOF】5年ぶり復帰の渡辺久江が一撃KO勝ち、日本勢は3勝5敗に
▼第8試合 セミファイナル 72.3kg契約 5分3R
○ミロスラヴ・ストロバク(スロバキア)
TKO 2R 2分42秒 ※レフェリーストップ
●郷野聡寛(フリー)
※郷野が契約体重オーバーのため72.3kg契約に変更、ファイトマネー20%没収。
郷野は減量苦のため前日計量で歩くことさえも出来ず、車椅子に乗ったままグッタリした状態で会場入り。予備計量時点で体重オーバーしたために、会見には姿を見せることはなかった。その後、回復を見て試合が出来る状態だと主催者側は判断。契約体重をライト級(70.3kg以下)から72.3kgに変更し、郷野はファイトマネー20%没収で試合を行うこととなった。
1R、郷野は右へ回り込みながらローを蹴り、近付いて来る相手に左フック。ストロバクはバランスを崩す。ストロバクのパンチをかわす郷野が残り30秒、テイクダウンに来たストロバクを投げて逆にテイクダウン。ストロバクもすぐに立つ。
2Rも左右へ回り込みながらローを蹴っていく郷野。1Rはほとんど手を出さなかったストロバクのパンチ、蹴りをかわしていく。ここまでは郷野のペース。
しかし、郷野が組み付こうとしたところへストロバクがアッパーとフックの中間のような右パンチを合わせ、この一発で郷野がダウン。ストロバクが追い討ちのパンチを入れたところでレフェリーストップとなった。ストロバクは勝利のバック宙を決めた。
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減量苦の郷野が会見を欠席
▼第7試合 フェザー級 5分3R
○小見川道大(NEO JUDO ACADEMEY)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●テディ・バイオレット(フランス)
昨年12月に40歳を迎えた小見川。柔道とボクシングを組み合わせた独自のスタイルNEO JUDOで世界2挑む。対するバイオレットは身長171cm、体重65.8kgの24歳。戦績は10勝1敗で、ヨーロッパのフェザー級でトップ10にランクされているという。
1R、小見川がボディブローから組み付く。バックの取り合いから離れるバイオレット。右アッパーをもらう小見川だったが、組み付いてケージに押し込み、バイオレットが離れるとパンチで攻めていく。そして小見川が足を払ってテイクダウン、しっかりと抑え込んだ。
2R、低く構えて潜り込むようにしてパンチを打っていく小見川。パンチの打ち合いとなり、バイオレットがタックルに来ると小見川がフロントチョークに捕らえる。これは逃げられ、スタンドに戻るとバイオレットのローが小見川の股間に入り、試合は一時中断。
再開後もパンチを出し合う両者だが、バイオレットのジャンプしての蹴り上げがまたしても小見川の急所を直撃。長い中断の後、試合が再開するとバイオレットの飛びヒザ蹴りを小見川がキャッチし、テイクダウンするとバイオレットが下から横三角絞めを仕掛ける。
3R、アッパーを混ぜながらパンチを連打してくるバイオレットに小見川は組み付いてテイクダウン。一度立ち上がって強いパンチを打ち込む。立ち上がろうとしたバイオレットを小見川が投げ、最後までしっかりと抑え込んだ。
判定勝ちした小見川は勝利に感極まったのか、試合内容に納得いかないのか涙を流す。マイクを持つと「クソみたいな試合で申し訳ない。もっといいパフォーマンスを見せたかったです。まだまだこれからやります。命果てるまで」と、これからも戦い続けると宣言した。
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小見川道大インタビュー
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