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【ビッグバン】谷山、フィリピン王者からKO勝利で世界二冠王に

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2016/02/21(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ビッグバンプロモーション
「Bigbang・統一への道 其の24」
2016年2月21日(日)東京・ディファ有明

フィリピン王者ボルシオ(右)を右ローで戦意喪失に追い込んだ谷山(左)

▼第15試合 メインイベント第2試合 WKA世界スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○谷山俊樹(谷山ジム/WBKF世界スーパーライト級王者、ISKAインターコンチネンタル63kg王者)
TKO 2R1分23秒 ※レフェリーストップ
●ナタン・ボルシオ(フィリピン/ハイランダージム/フィリピンムエタイライト級王者)
※谷山が新王者に

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 かつてモーリス・スミスやロブ・カーマンが巻いた由緒あるWKA世界タイトルを懸けた一戦。谷山は2013年9月、尾崎圭司を破り初代Bigbangスーパーライト級王座に就き、2014年9月にはWBKF世界スーパーライト級王座も獲得して二冠王となった。対するボルシオは31戦25勝(15KO)2敗4分の高い戦績を持つフィリピンムエタイライト級王者。さらに国際式ボクシングのキャリアがあり、日本で亀田兄弟の三男・亀田和毅、天笠尚との対戦経験を持つ。

 1R、ボルシオは左ボディ、右フックと強打を振るい前に出る。谷山は冷静にディフェンスすると右ローをこつこつ当て、組んでのヒザ蹴りを顔面に見舞いダウンを奪う。ボルシオはダメージを感じさせることなく、パンチで前進すると、谷山は組んでの顔面ヒザ蹴り二連打。一発目のヒザでボルシオは額をカットしたが、反則となる組んでのヒザ蹴り連打を出したことで谷山にはイエローカード。

 ドクターチェックの後に再開。ボルシオはボディブロー連打で攻め、谷山は構わず右ロー、組んでのヒザで応戦。

 2R開始前にもボルシオにドクターチェックが入る。再開後、谷山は右ロー、ヒザ蹴りと手数で圧倒。

 ボルシオはボディ攻めで反撃するも、谷山のローでダウン。立ち上がったもののボルシオは完全に戦意喪失しており、谷山がKO勝ちで2本目の世界タイトルを獲得した。

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激しい打ち合いを見せた加藤(左)と恭士郎(右)

▼第14試合 メインイベント第1試合 64kg契約 ビッグバンルール 3分3R
○恭士郎(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
判定3-0 ※29-26、30-26、29-26
●加藤剛士(WSRフェアテックス池袋/元WPMF日本スーパーライト級王者)

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 恭士郎はK-1などで90年代に大活躍した空手家・村上竜司の弟子。昨年6月にBigbangスーパーライト級タイトルマッチで王者・谷山俊樹を破り、新王者に輝いた。対する加藤は2014年12月にWPMF日本スーパーライト級王座を獲得し、昨年6月にはWPMF世界スーパーライト級王座決定戦に抜擢された実力者。

 1R、サウスポーの加藤は左ストレート、左ミドル。左ストレートで恭士郎をぐらつかせたが、耐えた恭士郎は右インロー、左ミドルを出しながらプレッシャーをかける。

 2R、圧力を強める恭士郎が必殺の左ボディを見舞うと、加藤はたまらずダウン。恭士郎は左ボディ、左フック、右ハイと攻め続け、加藤は下がりながらも左の攻撃を返す。

 3R、加藤は左ハイを見舞いパンチ連打で攻めたが、距離を詰める恭士郎が左ボディ、さらに左フックをクリーンヒットさせ2度目のダウンを奪う。仕留めにかかる恭士郎に対し、加藤がパンチ連打で応戦したところで終了。

 判定勝ちした恭士郎は「4月10日地元の愛媛で開催される村上祭でBigbangのベルトをかけて大石駿介と対戦します。防衛戦ですが、僕が挑戦者のつもりで勝ち取ってきます」とアピールした。

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