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【UFC】川尻3連勝ならず、8位バミューデスに敗れる

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2016/02/21(日)UP

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ZUFFA
「UFC Fight Night 83-Cowboy vs Cowboy-」
2016年2月21日(日・現地時間)アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ
コンソルエナジー・センター

▼フェザー級 5分3R
○デニス・バミューデス(アメリカ/UFCフェザー級8位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●川尻達也(T-BLODD/UFCフェザー級12位)

 川尻は昨年12月のラスベガス大会でジェイソン・ナイトを判定で破り、6月大会に続いて2連勝を飾った。この試合後、川尻がすぐにでも次の戦いに臨みたいとアピールしたところ、2カ月という短いスパンで今回の舞台が用意された。

 今回の対戦相手バミューデスは14勝5敗の戦績を持ち、UFCフェザー級8位。川尻はツイッターで「UFCと契約以来、一番の強敵でしょう」とコメントしている。

 1R、川尻は左右に構えを変えながら大きく回り込む。バミューデスが前に出てくるとバックハンドブロー、飛び前蹴り、バックスピンキックでけん制して下がらせる。

 しかし、バックスピンキックに行こうとしたところでバミューデスにバックを奪われ、バミューデスは背中に飛び乗る。寝技になるとバミューデスは腕十字を仕掛けるが、川尻は防御して逆にバックを奪う。

 立ち上がるバミューデスをケージ(リングを囲む金網)に押し込み、尻餅をつかせる川尻。バミューデスの動きを川尻が封じてこのラウンドが終了した。

 2R、始まってすぐに川尻がテイクダウンに行くとバミューデスがフロントチョークの体勢に。これは逃れた川尻だが、パンチをもらう。川尻が離れ、バックスピンキック、バックハンドブローからタックル。

 足にしがみつく川尻にバミューデスがパンチとヒジを見舞うが、それでも川尻は離さずしつこく組み付く。バックを奪ったバミューデスが背後から顔面にパンチを見舞い、優勢のまま第2Rを終えた。

 3R、バミューデスがパンチで勢いよく前へ出てタックルでテイクダウン。川尻は上体を起こしてタックルに行き、バミューデスをケージに押し込む。

 体勢を入れ替えたバミューデスにパンチで尻餅をつかせると川尻は離れる。バミューデスの右ローでバランスを崩し、右フックをもらう川尻。バミューデスはタックルから川尻を高々と持ち上げ、豪快にマットへ叩き付けた。

 すぐにバックを奪うバミューデス。立ち上がる川尻に背後から顔面ヒザ蹴り、ミドルキックから再びタックルしてダメ押しのテイクダウンを奪った。バミューデスはしっかり抑え込みながら、強いパンチとヒジを落として試合終了。判定3-0でバミューデスの勝利となった。

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