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【DEEP】白井祐矢がミノワマン破り有終の美を飾る

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2016/02/27(土)UP

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2R開始直後、白井(右)の右ストレートが炸裂し、ミノワマン(左)はダウン

DEEP事務局
「DEEP 75 IMPACT~DEEP15周年大会~」
2016年2月27日(土)東京・後楽園ホール

▼第11試合 メインイベント DEEPウェルター級 5分3R 白井祐矢引退試合
○白井祐矢(TRIBE TOKYO M.M.A/元DEEPウェルター級王者)
判定3-0
●ミノワマン(フリー)

 この試合で約13年間のプロ格闘家生活にピリオドを打つ白井。ラストマッチには「最後ぐらいは有名な選手とやって輝きたかった」と、ミノワマンを指名した。

 1R、白井が先制のテイクダウンを奪い、ミノワマンは首をロックされながらも立ち上がる。スタンドになると両者はパンチを放ち、ミノワマンが細かく当てていくが、白井の右フックが強烈にヒット。しかし、ミノワマンもすぐに打ち返していく。

 2R、出会い頭に白井の右ストレートが炸裂。ミノワマンはダウンする。すかさず上からパンチを連打する白井。その後、肩固めを狙うがミノワマンはディフェンスする。脱出して立ち上がったミノワマンは右フックをヒットさせて白井に連打を見舞った。

 3R、白井は投げでテイクダウンするがミノワマンはすぐに立ち上がる。パンチの打ち合いから白井がまたもテイクダウン。上からヒジを落とす。残り30秒でブレイクになり、スタンドに戻ると両者パンチの打ち合い。白井は組んでのアッパーを繰り出す。

かつて練習仲間だった吉田秀彦が花束を贈呈

 勝敗は判定に持ち込まれ、白井が勝利。ミノワマンは白井の手を上げて勝利を称えた。

 有終の美を飾った白井はマイクを持ち、「多くの皆さんのおかげでここまで続けることが出来ました。このリングでチャンピオンになって僕の人生がここにあるんだと実感することが出来ました。次の世界でも躍進できるように頑張っていきます」と挨拶。

 10カウントゴングを聞き、仲間たちに胴上げされて白井はリングを去った。


マウントを奪った岡見が上から強烈なヒジ打ちを連打。鈍い音が響き渡る

▼第10試合 セミファイナル DEEPウェルター級 5分3R
○岡見勇信(和術慧舟會東京本部)
TKO 2R 4分23秒 ※セコンドからのタオル投入
●桜井隆多(R-BLOOD/元DEEPミドル級王者)

 UFCやWSOFなどアメリカのメジャー団体で活躍してきた“格闘技界のメジャーリーガー”岡見が、日本国内の団体で試合をするのは約10年ぶり(後楽園ホールでの試合は2004年10月のパンクラスでの石川英司戦以来、約12年ぶり)。桜井とは2004年2月15日の『PRIDE武士道』で対戦し、岡見が判定勝ちしている。今回は12年ぶりの再戦。

 1R、岡見はパンチからボディへのヒザ蹴り。組み付いてきた桜井のバックを奪い、そのまま寝技へ。バックマウントでパンチを打ち込み、スリーパーを狙う。これを交互に繰り返し、マウントになってさらにパンチを連打。桜井はラウンド終了のゴングに救われた。

 2R、すでに顔面を真っ赤に染めた桜井は蹴りを出していくが、岡見の左ストレートに押されて下がる。またも岡見がバックを奪って寝技に持ち込み、バックマウントからパンチとヒジ、そしてスリーパー狙い。

 岡見がマウントになり、一方的にパンチとヒジ。桜井のセコンドからタオルが投入され、岡見が圧勝を収めた。

 岡見は試合内容に納得がいかないのか首を傾げながら、「もっとカッコいいところとかすっきりした形で勝って成長を見せたかったんですが、まだ成長が足りなかったです。

 納得いっていませんが、また一から格闘技ロードで勝負していきたいと思います。まだまだですけれどまた強くなって帰ってきます」と挨拶。

 なお今後についてはWSOFの試合が優先されるが、「またタイミングが合えば出てもらいたい」と佐伯繫DEEP代表は語った。 

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