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【UFC】ヘビー級祭りをサントスが締め括る

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2016/04/11(月)UP

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Zuffa
「UFC FIGHT NIGHT」
2016年4月11日(月・現地時間)クロアチア・ザグレブ

▼ヘビー級 5分5R
○ジュニオール・ドス・サントス(ブラジル/UFCヘビー級5位)
判定3-0 ※三者とも50-45
●ベン・ロズウェル(アメリカ/UFCヘビー級4位)

 昨年12月大会でアリスター・オーフレイムにKO負けを喫したサントスが再起戦。対するロズウェルはそのアリスターやジョシュ・バーネットから勝利を収めている。

 1R、ロズウェルのワンツーを目の辺りに被弾したサントスは目を気にするが、ロズウェルは前に出てパンチで攻める。サントスは下がりながらの顔面、ボディへのパンチで応戦。

 2R、サントスは左ボディストレートを多用し、打っては離れるを繰り返す。このスピードにロズウェルはなかなかついていけない様子。サントスの前蹴りでロズウェルが吹っ飛ぶ。

 3R、サントスが左右のボディブローで攻め、ロズウェルは前に出るがサントスを捉えきれない。サントスは右のパンチを中心にロズウェルを攻め続ける。さらに後ろ蹴りもヒット。

 4Rもボディを中心に攻めるサントス。左フック、右ストレートを前に出ようとするロズウェルに叩き込む。パンチをもらい続けてきたロズウェルに疲労とダメージの色が濃い。

 5R、やはり前に出て挽回しようとするロズウェルだったが、サントスのスピードは衰えない。ロズウェルの突進をかわしてボディへパンチを入れ、飛びヒザ蹴りまで見せる。ロズウェルが前に出るタイミングでパンチを当て、スッと離れる上手さを見せてサントスが完勝した。


▼ヘビー級 5分3R
○デリック・ルイス(アメリカ)
KO 1R 4分48秒 ※パンチ連打
●ガブリエル・ゴンザガ(ブラジル)

 ルイスはUFC戦績5勝2敗で、そのいずれもが判定までいかず完全決着となっている。対するゴンザガはかつてミルコ・クロコップにも勝利したことがある選手。

 1R、右ハイキックを出したルイスにゴンザガが組み付き、テイクダウンに成功。サイドポジションからバックマウントに移行し、スリーパーを狙う。

 立ち上がるとルイスがパンチで攻め、ゴンザガは組み付く。ブレイク後、ルイスがパンチで前へ出て連打し、ケージを背にしたゴンザガがこの連打で倒れる。ルイスが豪快なKO勝ちを飾った。


▼ヘビー級 5分3R
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
TKO 2R終了時 ※ドクターストップ
●カーティス・ブレイズ(アメリカ)

 1R、ガヌーの左ストレートでブレイズがグラつき、ブレイズの左ローに左のパンチを合わせてダウンを奪う。ブレイズはタックルを仕掛けるが、カヌーはすぐに立ち上がってパンチを打ち込む。

 2R、ブレイズのタックルを防ぎながらパンチを入れるガヌー。ブレイズは鼻血で顔が真っ赤だ。さらにガヌーの右ストレートでブレイズは右目の上が腫れあがる。ラウンド終了後、インターバルでドクターチェックが入り、試合続行不可能と判断されてガヌーの勝利となった。


▼ヘビー級 5分3R
○ティモシー・ジョンソン(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●マルチン・ティブラ(ポーランド)

 1Rは両者あまり手が出ず、ジョンソンがケージに押し込んで細かく打撃を当てるなどやや優勢。2Rはジョンソンがパンチで攻勢に立ち、迎えた3R。

 最終Rも様子見のような打撃戦となっていたが、ティブラがついにテイクダウンを奪ってバックに回る。スタンドに戻ると左ストレートをヒットさせるなど逆襲に転じたが、ジョンソンの判定勝ちとなった。

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