【ONE】タイナネスが安藤晃司破り9連勝
ONE Championship
「ONE 41 -Global Rivals-」
2016年4月15日(金・現地時間)フィリピン・マニラ
▼ライト級 5分3R
○ローウェン・タイナネス(アメリカ/KOTC)
判定3-0
●安藤晃司(和術慧舟會東京道場)
青木真也が世界王座を保持して頂点に君臨しているライト級の一戦。安藤はその青木に挑戦した実績があり、タイナネスは8戦全勝の注目株。昨年12月の試合後には、青木への挑戦を表明している。
1R、サウスポーの安藤は右ジャブで前に出て行き、タイナネスは右ローを内股に蹴る。安藤がパンチで近付いたところでタイナネスがタックルでテイクダウンを奪う。安藤は抱え込んでタイナネスにパウンドを許さない。タイナネスは腕を抜いてヒジを落とした。
2Rはタイナネスが前へ出て、早い段階でタックルを決めてテイクダウンを奪う。タイナネスは立ち上がってパンチを放ち、安藤も立ち上がってフロントチョークを狙うがすっぽ抜けて再び下になってしまう。ブレイク後、すぐにラウンド終了。
3R、左右のストレートを伸ばして前に出る安藤。タイナネスのタックルを防いでいくが、4度目のタックルでテイクダウンを奪われる。立ち上がる安藤を寝技に引きずり込むタイナネス。ケージに押し込んで安藤を逃さない。
そのまま判定となり、タイナネスが9連勝目を飾った。
▼フライ級 5分3R
○ゲヘ・エウスタキーオ(フィリピン)
判定3-0
●ジアーニ・スッバ(マレーシア)
地元のエウスタキーオは散打出身、4連勝中のスッバと対戦した。
1R、長身のスッパは長い手足を利した打撃を繰り出すが、エウスタキーオも負けじとミドルやローをヒットさせていく。
2R、エウスタキーオが強い右ミドル、右ハイをヒットさせ、左フックを繰り出す。前に出るスッパだがパンチは空を切り、タックルも堪えられる。
3R、エウスタキーオは右アッパー、左右フックを打ち、そして右ミドル&右ハイをスピーディーに蹴る。面白いように打撃を当てていくエウスタキーオ。スッパのパンチで右目上から流血するエウスタキーオだが、リーチ差を全く感じさせない打撃の的確さで優勢を保つ。残り1分でスッパが初めてテイクダウンに成功したが、エウスタキーオはすぐに立つ。最後にスッパがスタンドでバックを取って終了。
エウスタキーオが前評判通りの当て感の良さを発揮し、地元で判定勝利を収めた。
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