【ZST】柏崎が戦慄のTKO勝利、二階級制覇を宣言
ZST実行委員会/ZSTインターナショナル
「ZST.51」
2016年4月17日(日)東京・新宿FACE
▼第8試合 メインイベント バンタム級 61.2kg以下契約 5分3R
○柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場/第二代王者)
TKO 1R1分59秒
●上田貴央(パラエストラTB/GSA)
両者は2014年の5.25『ZST.41』で一度対戦するも、そのときはドロー裁定。しかし、現バンタム級王者の柏﨑は戦前、「いまなら自分の一方的な試合になる」と余裕のコメント。だが、対する上田も現在5連勝中と昇り調子。今回はノンタイトル戦ながら番狂わせを狙う。
1R、開始と同時に上田が右ハイを放つと、柏﨑はそれを受け止めてバスターのように豪快に叩きつける。
続けて上田は跳躍力を活かした飛びヒザを繰り出すが、柏﨑はそれに合わせて右ストレートをヒット。上田はダウンするも、すぐにタックルを仕掛ける。
だが、柏﨑はこれを冷静に切り、スタンドに戻ると左ハイを炸裂。そのままダウンし上田にパウンドを畳み込んだところでレフェリーが試合をストップ。柏﨑が戦慄の勝利を飾った。これで戦績は15戦無敗に。
試合後、柏﨑は「こんなもんです。安心してください、ZSTには俺がいるんで。なんか1階級上のチャンピオンがだらしないんで、ベルトもらいに行きます」と2階級制覇を宣言。
すると、渡部修斗がリングに現れ、柏﨑のベルトに挑戦アピール。柏﨑は「俺、強いですよ。死ぬ気できてください」と迎え撃つ構えを見せた。
▼第7試合 セミファイナル フライ級 56.7kg以下契約 5分2R
○正城ユウキ(X-ONE GYM 湘南/修斗世界フライ級2位)
判定2-0
●田村 淳(拳心會)
修斗のトップランカー、正城が昨年の11.22『ZST.49』に続いてZSTに連続参戦。一方の田村は昨年ZSTで連勝すると、その余勢を駆って『VTJ 7th』にも出場した成長著しいファイター。
1Rは両者、スタンドの展開に終始。ベテランの正城に対し、サウスポーの田村は細かく打撃を打ち分け、ベテランの正城と互角の攻防を繰り広げる。田村はゴング間際には左フックを炸裂させ、正城は一瞬腰を落とす場面も。
2Rに入ると、正城は田村の打撃を切り抜け、タックルからテイクダウンする場面が目立つ。終盤、田村をコーナー際に追い込んだ田村は、ガードポジションの上から雄叫びを上げながらパウンドを連発。試合は判定に持ち込まれるが、2Rでペースを握った正城が2-0で勝利。
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