【ZST】伊藤盛一郎、王座統一成功しRIZIN出陣アピール
ZST実行委員会/ZSTインターナショナル
「ZST.50」
2016年4月17日(日)東京・新宿FACE
▼第9試合 メインイベント ZSTフライ級王座統一戦 56.7kg以下契約 5分3R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/第3代ZSTフライ級王者)
一本 1R2分2秒 ※ニンジャチョーク
●坂巻魁斗(BRAVE GYM/ZSTフライ級暫定王者)
※伊藤が2度目の防衛に成功
当初、両雄のタイトルマッチは11.23『ZST.49』で行なわれる予定だったが、王者・伊藤が鎖骨骨折で無念の欠場。同大会で益田亮を破って暫定王者となった坂巻と、今回は5カ月越しで雌雄を決することに。
1R、坂巻は低いタックルを仕掛けるが、伊藤は落ち着いて切ると、スタンドに戻しながら坂巻にコーナーを背負わせる。
しかし、隙をついて伊藤のバックを奪うが、伊藤は落ち着いた表情で、自ら倒れ込むようなかたちでグラウンドへ。そのまま伊藤は坂巻の首をフロントチョークで固めると、さらに相手の左腕を巻きこんでニンジャチョークへ。坂巻は逃げることができず、無念のギブアップ。伊藤が完勝で王座統一に成功した。
試合後、伊藤はマイクを握ると「僕には夢があります。僕がもっと上の舞台で戦うのを見たくないですか? 今日のRIZINに所さんが出てますけど、自分も先輩と同じ舞台に立ちたいです」と、RIZIN出陣をアピールした。
▼第8試合 セミファイナル ZSTルール バンタム級 61.2kg以下契約 5分3R
○加藤 惇(キングダムエルガイツ/第3代ZSTフェザー王者)
判定2-1
●藤原敬典(スピニングガレージ)
藤原はバンタム級のベルトを6年以上も保持するも、昨年の5.24『ZST.46』で柏﨑剛に破れて王座転落。同11.23『ZST.49』での齊藤曜との再起戦でも敗退し、今回は不退転の決意で臨む。対する加藤は二階級制覇をもくろみ、『ZST.49』では柏﨑のバンタム級王座に挑戦するも惜敗。もう一度タイトル戦線浮上を狙い、サバイバルマッチに出陣。
1R、序盤から加藤はパンチとキックで前に出るが、藤原は左腕を前に伸ばしてプレッシャーをかけていく。そして加藤にコーナーを背負わせると、パンチとヒザで当てていく。開始1分30秒で加藤のローブローで一時中断。
再開すると、藤原は右ストレートをヒット。加藤も負けじとパンチとキックを織り交ぜながら応戦。そして胴タックルでテイクダウンすると、ロープ越しにパウンドを落としていく。だが、藤原はスキをついてヒールホールド。これを加藤がしのいだところで1R終了。
2Rに入ると激しく打撃を交換する両者。藤原は左目の下をカット。藤原が1Rのように加藤をコーナーに詰めると、負けじと加藤も藤原をコーナーまで押し込む。ここで藤原は下からフロントネックロックの体勢に入るが、加藤はディフェンス。そして加藤が藤原にパンチを落とし、藤原が下から腕ひしぎを狙ったところで2R終了。
3R、加藤は藤原をコーナーに押し込むとテイクダウン。そしてパンチを落としていくが、藤原は加藤の足をつかむと、逆に隣のコーナーまで加藤を運んでテイクダウン。スタンドに戻ると、藤原がもう一度加藤をコーナーに押し込むが、藤原はバランスを崩して尻もち。そこに加藤がパンドをたたみ掛けたところで試合終了のゴング。判定2-1で加藤が接戦を制した。
試合後、加藤は「バンタム3戦目でやっと勝てました。これで生き残れたので、まだ挑戦していきます」と、バンタム級での継続参戦を宣言した。
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