【アクセル】無敗王者・大原がKO負け、タイガー育夫が新王者に
アクセルプロモーション
「格闘武道会Accel Vol.33」
2016年5月1日(日)大阪・世界館
▼メインイベント Accel Gルールライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○タイガー育夫(若獅子会館/挑戦者)
KO 3R1分25秒 ※右フック
●大原裕也(大原道場/Accel Gルールライト級王者)
昨年12月に石田勝希との初防衛に成功した13戦無敗の大原が、2度目の防衛戦でタイガーと対戦した。両者は2014年8月に対戦しており、大原が勝利を収めている。タイガーは前王者・石田勝希、MA日本キック王者・為房厚志と2度のタイトルマッチを経験しており、3度目の正直でベルトを狙う。
1R、大原は得意のジャブからワンツー、そしてローを仕掛ける。時折タイガーにヒットするもこれには動じない。タイガーは重いフック、ボディーを返すが、大原のディフェンスは相変わらず頑強。ダメージにはならず、後半、大原のパンチ連打がタイガーをコーナーに追い詰め、ポイントで大原がやや優勢のまま1R終了。
2R、大原の戦術は全く変わらず、タイガーがやや手数で劣るも、ガードの上からも重いパンチを返す。タイガーはパンチを貰いながらも前進。手数大原2に対しタイガー1の割合で激しい打ち合いが続く。
3R、タイガーの右ストレートが、大原のガードの上からタイミングよく入り、大原フラッシュ気味のダウン。
最終ラウンドということもあり、すぐに立ち上がった大原は鬼の表情でタイガーを倒しにフルラッシュ。ここでタイガーのカウンターの右フックがクリーンヒットし、大原は懸命に立ち上がろうとするも自力で立てない程のダメージ。
KO勝ちしたタイガーは倒れこみ、タイガー陣営は皆号泣のままにリング上で新チャンピオンを抱きしめた。
▼セミファイナル Accel Gルールフェザー級次期挑戦者決定戦
○Ryuki(RKS顕修塾/MA日本キック同級6位&アクセル同級5位)
判定3-0
●大野 聖(頂上会/同級1位)
※Ryukiが王座挑戦権を獲得
再度、上杉文博への挑戦を掲げるベテラン大野が、今ノリに乗っている新鋭の関西トップ、MAランカーのRyukiと対戦。
1R、Ryukiが仕掛けるも、大野の圧力の前になかなか得意のコンビネーションが出し辛いか、手数Ryukiながら決定打はない。大野のパンチも重いが距離感を取るのが上手いRyukiに当たらない。
2R、両者前に出るが、Ryukiの左ローキックが的確に決まり出す。 執拗に奥足を蹴るRyuki。ローが効いたのか大野の手数がやや減ってくる。後半は良い見せ場を作りRyukiが優位。
3R、前に出てやや焦りの見える大野にRyukiも応戦、打ち合いとなるがはやる気持ちから大野はバッティングをしてしまい、口頭注意となる。再開後、Ryukiはもう左ローキック一本に的を絞り、大野のパンチを気にせず左ローキック一色。
判定3-0でRyukiがアクセルトップランカーを破り、次回、王者上杉との対戦が決定した。
▼第2試合
○一平(若獅子会館)
判定
●柴田勇人(大原道場)
アクセル初参戦の一平は、常連の柴田相手に終始攻め続けた。柴田にハイキック、フックなどで効かせ、流血試合となりながら、判定で一平が快勝。
▼第1試合 55kg契約
○林稜賀(ニ刃会)
KO 1R1分30秒 ※左ハイキック
●ラーメン☆tsubo(勇誠会)
仕上がりでは調子の良かったラーメンだが、林のハイキックをマトモにもらい、開始から1分30秒、全く良いところなく、年の差29歳対決に敗れた。
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