【REAL】ソウザ、一本勝ちで初代王者に輝く
FIGHTING GLOBE
「REAL 5」
2016年6月12日(日)東京・TDCホール
▼第9試合 メインイベント REALスーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦 5分2R
○ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/2012&2014ワールドプロ柔術
優勝)
一本 1R1分54秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ZUZU(アメリカ/T’sキックボクシングジム)
※ソウザがトーナメント優勝、新王者に
優勝賞金200万円、REAL初代王者の栄冠をかけたトーナメントが遂にファイナルを迎えた。REALウェルター級王者マルコス・ソウザの実弟ソウザはブラジリアン柔術世界選手権で4度優勝の実績を持つ。1回戦で上山龍紀、準決勝で金子優太を1RTKOで下し決勝進出のチャンスを掴んだ。対するZUZUは2008年にK-1 WORLD MAX参戦経験を持ち、1回戦で金子優太に敗れたが準決勝で敗者復活を果たし、準決勝で星野大介を下し決勝行きを決めている。
1R、スタンドの攻防でソウザが右ハイ。これが空を切ると、ソウザはスピードある両足タックルで組み付いてテイクダウンに成功する。ZUZUが立ち上がると飛びついたソウザは両足をからめてグラウンドに引きずり込む。一度は引き離したZUZUだが、ソウザはZUZUの腕をキャッチし腕十字へ。
これがガッチリ決まるとZUZUはタップ。初代王者に輝いたソウザは「総合の試合を始めてベルトは私の夢でした。生徒たち、家族が応援してくれて本当にありがとう。もっと練習して世界に私の力を見せる」とアピールした。
▼第8試合 REALフェザー級トーナメント準決勝 5分2R
○ウラディスラフ・パルブチェンコ(ウクライナ)
一本 2R4分58秒 ※肩固め
●中村ジュニア(マッハ道場/元修斗環太平洋ライト級王者)
※ウラディスラフが決勝戦に進出
コマンドサンボをベースとするウラディスラフは3月の一回戦でアイアンホース田中を1R39秒でチョークスリーパーで下し、MMA戦績は11戦10勝1敗。対する中村は元修斗環太平洋ライト級王者の肩書きを持ち、一回戦でサイード・ノーリ・マッサルを1R肩固めで下している。
1R、パンチを出しながらサークリングする中村のローに合わせてウラディスラフは片足タックルでテイクダウンしこつこつとパンチを当てる。下の中村は肩固めを狙うが極め切れない。
2R、ウラディスラフの右ハイでぐらつく中村だが、しつこくタックルを仕掛ける。
これを防いだウラディスラフはパウンド連打。スタンドに戻ってもパンチを当てペースを握る。終盤に再び中村の蹴り足をキャッチしてテイクダウンしたウラディスラフは肩固めで一本勝ちした。
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