【ボクシング】高山勝成が国内最多4度目の世界王座返り咲き
大成プロモーション
「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」
2016年8月20日(土)兵庫・駒ケ谷体育館
▼WBO世界ミニマム級王座決定戦 3分12R
○高山勝成(仲里ジム/WBO世界ミニマム級2位、元WBC・IBF世界同級王者、元WBA世界同級暫定王者)
負傷判定3-0 6R 58秒 ※59-56、58-56、59-55
●加納 陸(大成ジム/WBO世界ミニマム級1位、前OPBF東洋太平洋ミニマム級王者)
※高山が新王座に就く。
高山(33歳)は日本人として初めて世界主要4団体制覇を達成。今回は日本男子選手では最多となる16度目の世界戦出場であり、勝てば自身の持つ国内の世界王座最多獲得記録を「6」に伸ばす。また、4度目の世界王座返り咲きも国内最多記録となる。
一方、世界初挑戦の加納(18歳)が勝てば、井岡弘樹の持つ18歳9カ月10日の国内最年少世界王座獲得記録を6日更新することになり、どちらが勝っても新記録が生まれる対戦となった。
1R、高山が仕掛けていきなり打ち合いとなり、加納がサウスポーからの左でクリーンヒットを奪う。2Rには高山も距離を詰めて連打を繰り出すが、3Rに偶発的なバッティングにより高山が古傷の左まぶたをカットして流血。
4R、ペースを上げる高山は接近して細かくパンチを当てて終盤には右ストレートもヒットさせる。続く5Rも高山が右のパンチを中心にボディから顔面へとコンビネーションをまとめて優勢に。
しかし6R、血が止まらない高山にドクターチェックが入る。ドクターが試合続行不可能と判断し、ルールによりここまでの採点で決着がつけられることとなった。
判定は3-0で高山が勝利。加納の最年少世界王座獲得を阻み、通算6つ目の世界王座獲得、4度目の世界王座返り咲きを果たした。
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