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【シュートボクシング】17歳のホープ笠原が8戦全勝の快進撃

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2016/08/21(日)UP

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笠原(右)の左ミドルが鋭く小崎(左)のボディにヒットする

シュートボクシング協会
「ヤングシーザー杯 in 花やしき~ act.3」
2016年8月21日(日)東京・浅草花やしき

▼第5試合 メインイベント エキスパートクラス特別ルール フェザー級 3分3R延長無制限
○笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級3位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●小崎貴誠(REAL DEAL/J-NETWORKバンタム級9位)

 デビュー以来7戦全勝(3KO)でシュートボクシング(以下SB)日本ランキング入りを果たしたばかりの、期待のホープ笠原が前回の花やしき大会に続いてメインを務めた。対戦相手はJ-NETWORKバンタム級9位でRISEでも活躍する小崎。

 1R、小崎はリアルディールの選手らしく左ボディブローと左右ローを主体とした攻め。笠原はパンチのコンビネーションからハイ&ミドルキックと蹴りがよく出る。笠原が左ボディブローからの右ハイを見せると、小崎も同じ技を返す。

 2R、笠原が左ロー、左ミドル、左前蹴りと左の蹴りを多用して試合をリードし、パンチへつなげる。さらに首相撲からのヒザ蹴りを連打。ガードの上からだが強烈に何発も入る。

 離れると小崎はパンチで距離を詰めて行くが、小崎は下がりながらミドルを当てる。

 3R、小崎がパンチ連打で勝負を懸けると、笠原が突進をかわして右ハイキック。これがヒットし、笠原は一気にパンチのラッシュを仕掛ける。さらにガードの隙間を狙う右フックでグラつかせ、またもパンチのラッシュ。小崎もパンチで笠原をコーナーへ追い詰めるが、至近距離での右ハイを被弾。最後まで打ち合うが、笠原のパンチから蹴り、蹴りからパンチのコンビネーションが多く出た。

 判定3-0でデビュー以来の連勝記録を「8」に伸ばした笠原は、「初めてプロでキックボクシングのランカーとやらせてもらいました。これから練習を倍にしていかないと全然KO出来なくなるので、もっと練習して倒せる選手になれるように頑張ります」と、次はKOで勝つことを課題にあげた。


マツシマ(右)の右フック。スーパーウェルター級ならではの迫力あるパンチだ

▼第4試合 スターティングクラスルール スーパーウェルター級 2分3R延長1R
○マツシマ タヨリ(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-27
●太田裕稀(吉田道場)

 179cm、70kgの体格を誇るマツシマは21歳で戦績は2勝(1KO)無敗。対する太田も20歳と若く、MMA(総合格闘技)での試合経験がある。

 1R、両者パワフルな蹴り合い。太田はバックを奪ってジャーマンスープレックスを狙うが、マツシマは耐える。逆にマツシマが首投げでシュートポイント1点を奪った。その後はマツシマがパンチ連打で追い込む場面も。

 2R、マツシマが飛びヒザ蹴りから太田を首相撲に捕まえてのヒザ蹴り連打。さらにスタンディングフロントチョークで絞めあげてキャッチポイント(技が決まりかけた時に与えられる優勢点)を奪う。太田も蹴りを出すが、パワーで押され気味。

 3Rは太田がジャブで距離を取り、左ストレートを狙う展開。両者とも手数が減り、マツシマも前蹴り、ミドルを蹴って深追いはせず、マツシマの判定勝ちとなった。

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