【J-NETWORK】魅津希が5年ぶりキック試合で苦闘
J-NETWORK
「J-FIGHT&J-GIRLS 2016 5th」
2016年8月28日(日)東京・新宿FACE
▼第6試合 55kg契約 2分3R
△Crusher松川敬子(村澤道場/J-GIRLSバンタム級1位)
ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29、29-29
△魅津希(みづき/空手道白心会/J-GIRLSバンタム級6位、第2代DEEP JEWELSストロー級王者)
魅津希は現在MMA(総合格闘技)ファイターとして世界を舞台に活躍しているが、プロデビュー戦は15歳の時にJ-GIRLSで行っており、今回は2011年7月の大石ゆきの戦以来、約5年ぶりにJ-GIRLS参戦を果たした。
キック復帰戦の相手は、J-GIRLSバンタム級タイトルマッチを控えているJ-GIRLSバンタム級1位の松川。
1R、魅津希はジャブ、ワンツー、右のカウンター、左ボディブローとパンチを繰り出して圧力をかけていく。キックでの自分の動きを試しているかのようだ。
2R、魅津希は左ミドルも蹴りながらワンツーで攻めていく。魅津希の圧力に下がる松川。しかし、松川が足払い気味に放った右インローで魅津希は右足首を捻ってしまい、以後は前へ出られなくなる。カウンターを警戒しているのか松川もあまり手が出なかったが、終盤にパンチで魅津希をフラつかせる場面も。ラウンドが終了すると、魅津希は右足を引きずりながらコーナーへ戻る。
3R、右足首が完全に腫れてしまった魅津希はフットワークを使うことが出来ず、スピードのある動きが出来ない。踏ん張りもきかず松川のパンチ連打に大きくバランスを崩す場面も。松川は容赦なく魅津希の右足を右ローで攻める。魅津希も左ストレートで反撃するが、右ローを集中的に蹴られる大ピンチに。
それでも魅津希は最後まで倒れることなく攻めながら耐え、最終ラウンドが終了。判定はドローとなった。
※この試合の動画(ノーカット)はこちら
▼第11試合 ダブルメインイベント J-GIRLSフェザー級タイトルマッチ 2分5R
○大石綾乃(OISHI-GYM/J-GIRLSフェザー級王者、WBCムエタイ日本女子同級王者)
判定2-1 ※48-47、48-49、48-47
●浅井春香(Kick-Box/J-GIRLSフェザー級4位、TRIBELATEフェザー級王者/挑戦者)
※大石が2度目の防衛に成功。
空手をバックボーンとする大石は2010年7月にJ-GIRLSフェザー級王座を獲得。続く2011年1月にはWBCムエタイ日本女子フェザー級の初代王者に輝き、二冠獲りを達成した。
対する浅井はフェザー級に階級を上げてから負け無しと好調を維持。今年5月に行われたJ-GIRLSフェザー級次期挑戦者決定戦で、ベテランファイターの小澤聡子を破って挑戦権を勝ち取った。
1R、前に出てパンチを繰り出す大石に、浅井は下がりながらジャブと右ローを出す。
2R、右ローを蹴ってくる大石にパンチを当てにいく浅井。なぜかこのラウンドはあまりパンチを出さない大石は浅井のパンチを被弾するが、終盤になると左ボディブローから一気にパンチで攻めていく。
3Rが始まると浅井が一気にパンチでラッシュ、これに面食らった大石だったが、すぐに打ち合いに応じる。両者ともにパンチを当てていく。
4Rも両者は打ち合う。前に出てくる大石にワンツーをヒットさせる浅井だが、大石も負けじと左ボディブローとロー、右フック。両者打っては打たれる展開が続く。
5R、左右フックで前に出る大石をワンツーで迎え撃つ浅井。終盤は大石が前へ出ての左右フック連打で浅井を下がらせる。終始、前へ出て攻撃を続けた大石が判定2-1の僅差で2度目の防衛に成功した。
大石は「このベルトは私が最初に獲ったベルトなので思い入れがあります。守ることが出来てよかったです」と勝利者インタビューに答えた。
※この試合の動画(3Rからノーカット)はこちら
●次ページは空手こまちvs未奈のKO決着試合
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