【UFC】中村K太郎、チョーク不発で2連勝ならず
UFC
「UFC Fight Night 96ーLineker vs Dodsonー」
2016年10月1日(土・現地時間)アメリカ・オレゴン州ポートランド モダ・センター
▼ライト級 5分3R
○エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス(ブラジル)
判定3-0 ※三者ともに29-28
●中村K太郎(K太郎道場)
昨年9月のUFC日本大会で約7年ぶりにUFC復帰を果たした中村。1勝1敗の戦績で迎えた前回7月の試合ではカイル・ノークと対戦。2R残り1秒で得意のリアネイキッドチョーク(チョークスリーパー)を極め、劇的な一本勝ちを収めた。今回は自身初となるUFC連勝を狙う。
対するサントスは20戦15勝5敗の戦績を持ち、勝ち星のうち8勝がパンチによるKOという強打者。昨年5月のUFCデビュー戦は判定で敗れたが、今年4月の2戦目では首相撲からのヒザ蹴り連打でTKO勝ちを収めている。
1R、サントスがいきなり強烈な右ハイキック。中村は蹴り足をつかみながらケージに押し込み、そのままテイクダウンに成功。立ち上がろうとするサントスをコントロールしバックを奪うと、パウンドを落としながら得意のチョークを狙うがこれは極まらず。
2R、序盤はスタンドの攻防。中村も打撃で応戦するが、サントスのスピードと手数が目立つ。中村は右ヒザ蹴りをボディにくらうが、すかさず組み付いてテイクダウンに成功。再びバックを奪ってしつこくチョークを仕掛ける。これを逃れたサントスはスタンドに戻ると打撃で一気に前に。中村は右フックを被弾するがダメージは無い様子。
3R、サントスの強打に押され始める中村であったが、中盤にタックルからテイクダウン。一瞬、マウントポジションを奪うが、サントスが体勢を入れ替えながらディフェンス。寝技の攻防から今度はサントスが中村のバックにつくと、そのまま中村を抱え上げて豪快スープレックス。
マットに落とされた中村は、不利な体勢からサントスに肩固めを仕掛けられる苦しい展開に。これを何とか凌ぐと再びサントスに組み付き、今度は中村がバックを奪取。背後からチョークを狙うがタイムアップとなった。
勝負の行方は判定に。3Rに攻勢をかけたサントスに軍配が上がった。敗れた中村は自身初のUFC連勝ならず。これでUFC復帰後の戦績は2勝2敗の五分となった。
PHOTO=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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