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【MAX MUAYTHAI】3試合連続KOで日本勢が地元タイ勢に逆転勝利

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2016/09/30(金)UP

タイチームとの対抗戦に3勝2敗で勝利した日本チーム

「MAX MUAYTHAI 対抗戦 日本vsタイ」
2016年9月30日(金・現地時間)タイ・パタヤ MAX MUAYTHAI競技場

 この試合は日本vsタイの対抗戦として行われ、それぞれのチームから5選手ずつが先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の順に対戦。全試合3分3Rのムエタイで、ヒジによる攻撃はもちろん有効。先鋒から副将までの試合で勝利したチームにそれぞれ1ポイントが加算され、大将戦のみ2ポイント加算というルールで行われた。

 日本チームは先鋒バンフース・ハンター(尚武会)、次鋒に品川朝陽(エイワスポーツジム)、中堅にJ-NETスーパーバンタム級&MAキックボクシング連盟の同級王者・渡辺優太(チューティンムエタイジム)、副将に萩原秀斗(エイワスポーツジム)、大将に元ジュニア17冠王・吉成名高(エイワスポーツジム)の順で出場。試合の模様はタイ全土に生中継された。

▼先鋒戦 58.5kg契約
◯パランム・チョーサムピーノン(タイ)
TKO 2R ※3ノックダウン
●バンフース・ハンター(尚武会)

 1Rは互角の展開であったが、2Rにパランムの攻撃がバンフースの下腹部に当たり、これがダウンの判定。その後、パランムが首相撲からの攻撃でダウンを追加。結果、3度のダウンを喫したバンフースはTKO負けとなった。

▼次鋒戦 50kg契約
◯ペットシンケウ・チョーサムピーノン(タイ)
判定3-0
●品川朝陽(エイワスポーツジム)

 1R、品川がパンチで試合を有利に進める。2R後半、ペットシンケウの首相撲や飛びヒザ蹴りがヒットし、ペットシンケウが優勢に試合を運ぶ。3R、品川はヒザでスタミナを削られ、さらに首相撲で転ばせられる展開となり試合終了を迎えた。判定3-0でペットシンケウが勝利。

▼中堅戦 57kg契約
◯渡辺優太(チューティンムエタイ)
KO 3R
●ヨッドナロン・チョーサムピーノン(タイ)

 後がない日本チーム。現役二冠王の渡辺がやはり流れを変えた。相手のヨッドナロンは180cmの長身。

 1R、ヨッドナロンのハイキックが渡辺の後頭部にまともにヒットし、渡辺がダウン。一瞬、試合終了かと思われたが、渡辺は立ち上がる。その後も激しい攻撃が続くが、渡辺は何とか耐えてこのラウンドを終える。

 2R、渡辺の首相撲からのヒザに対して、ヨッドナロンは右の蹴りを放つ攻防が繰り広げられるが、後半になると渡辺の執拗な攻撃にヨッドナロンが嫌がり出す。

 3R、勢いに乗った渡辺が首相撲、パンチ、ヒザと攻撃を続け、最後は首相撲からの顔面へのヒザで見事、大逆転勝利。日本チームに初勝利をもたらし、会場はこの日1番の盛り上がりをみせた。

▼副将戦
◯萩原秀斗(エイワスポーツジム)
KO 2R
●ムアンデック・チョーサムピーノン(タイ)

 1R、萩原はパンチとローキックで攻めるが、ムアンデックはサウスポースタイルからのパンチとミドルで圧倒。

 2Rになると、萩原のローキックが当たり出す。嫌がったムアンデックはバックヒジで攻撃するが、バランスを崩す。そこに萩原の飛びヒザがヒットし、ムアンデックは明らかに失速。その後、萩原はボディーへの攻撃を続け、最後はボディーストレートと右の前蹴りでKO勝ちした。

▼大将戦
◯吉成名高(エイワスポーツジム)
KO 1R
●チャイヤイ・チョーサムピーノン(タイ)

 対抗戦の勝敗が懸かった大将戦に登場した吉成。この日の6日前にラジャダムナンスタジアムで勝利しており、連戦となるが、スネを痛めているため左の蹴りがあまり出せない状態であった。

 手負いの吉成はヒザでの攻撃にシフトチェンジ。対するチャイヤイはパンチでどんどんと前に出るが、吉成は足を使って上手く回ってヒザを入れる。そして最後はカウンターのヒザを叩き込んでKO勝利。日本チームが勝ち越しに成功し、対抗戦に勝利した。

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