【新日本キック】江幡塁、ラジャダムナンで敗れたセーンピチットにリベンジ成功
新日本キックボクシング協会/伊原プロモーション
「MAGNUM 42」
2016年10月23日(日)東京・後楽園ホール
▼第11試合 ダブルメインイベント 日タイ国際戦 56kg契約 3分5R
○江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
TKO 4R51秒 ※レフェリーストップ
●セーンピチット・STDトランスポート(タイ)
兄の睦と共にズバ抜けた攻撃力を誇り、ラジャダムナンタイトル奪取を目標に掲げる江幡塁は2014年3月以降7連勝するも、今年5月にラジャダムナンのリングでセーンピチットに判定負けを喫した。5カ月ぶりの再戦でリベンジを狙う。
1Rから江幡が強烈な左ローを当てていき、セーンピチットは嫌がるような表情を見せる。
江幡は左フック、左ボディストレートと強打を当て、パンチ連打を見せる場面も。2Rにはプレッシャーを強めパンチ連打から右ローでセーンピチットを棒立ちにさせ、左ボディをめり込ませる。
3R、セーンピチットは左ミドルを出すと、江幡は必ず左ローを返して譲らない。距離を取る江幡に対し、セーンピチットが積極的に首相撲を仕掛けて江幡の攻撃を寸断させる。
4R、江幡が変わらず左ローを狙い打ちすると、たまらずセーンピチットが足を膠着させたまま倒れ、立ち上がれず。レフェリーが即座にストップし、江幡がTKO勝ちでリベンジに成功した。
マイクを握った江幡は「今年は山あり谷ありの1年でしたが、最後にリベンジすることができて自信が付きました。17歳の時に伊原道場に入門して今25歳になりました。
会長、僕は来年26歳になります。ビッグチャンスを下さい! 今なら3年前とは違います」と2013年にラジャダムナン王座に挑戦し4RKO負けを喫したが、再び王座に挑戦したいという。「12月に睦が後楽園で試合をします。これから伝説を作っていきます」とアピールした。
▼第10試合 ダブルメインイベント 日本フライ級タイトルマッチ 3分5R
○石川直樹(治政館/日本フライ級1位/挑戦者)
TKO 4R1分18秒 ※レフェリーストップ
●泰史(伊原道場本部/日本フライ級王者)
※石川が第9代王者に、泰史は初防衛に失敗
日本フライ級王者・泰史が同級1位・石川の挑戦を受けての初防衛戦。両者は今年3月に同王座決定戦で対戦し、5R戦っても決着がつかず延長戦で泰史が判定2-1で勝利するという大接戦を演じた。
1R、右ロー、左ジャブ、右ストレートと強い攻撃を見せる泰史に、石川は右ローを返し終盤には得意の首相撲で削る。2Rには、泰史のパンチに石川がヒジを合わせてカットに成功。
3R、巻き返しを狙う泰史は右ローを効かせて、石川がバランスを崩す。しかし、泰史の流血が激しく2度目のドクターチェック。再開後、石川は泰史のパンチを組み付いて寸断しペースを握らせない。4Rも泰史が反撃に出るが、出血が激しくなりレフェリーがストップ。石川がリベンジ&王座奪取に成功した。
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