【M-ONE】ゴンナパー、元新日本王者・石井をヒジ葬
ウィラサクレックフェアテックス
「M-ONE 2016 FINAL」
2016年11月23日(水・祝)東京・ディファ有明
▼第10試合 メインイベント WPMF世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス/WPMF世界スーパーライト級王者)
TKO 4R1分39秒 ※ドクターストップ
●石井達也(新日本・藤本ジム/元日本ライト級王者/挑戦者)
※ゴンナパーが初防衛に成功
ゴンナパーは2010年11月の初来日以来、これまでにヤスユキ、T-98、ハチマキ、水落洋祐といった日本人トップ選手を次々に撃破してきた“日本人キラー”。今年9月のK-1ではKrush -65kg王者・山崎秀晃に歩行不能となるほどのダメージを負わせて勝利を収めた。来年2月にはK-1初代ライト級王座決定トーナメント一回戦で卜部功也と対戦することが決定。
対する石井は、新日本キックが誇る実力者であり、ラジャダムナンスタジアム王座獲得を目標に掲げている。
1R、右ジャブで距離を取るサウスポーの石井に対し、ゴンナパーは左ロー、右ミドル、右フックと強い攻撃。一発一発が当たる度に場内からはどよめきが起こる。
2R、パンチをまとめる石井に、ゴンナパーは下がることなく左ロー。重みのあるローで石井は身体が流れてしまう。手数を増やし徐々にペースを上げるゴンナパーは石井の顔面に前蹴りを突き刺す。
3R、さらにプレッシャーを強めるゴンナパーの左ローの前に、石井の動きが止まる。石井は左ストレートを当てるも、ゴンナパーの攻撃は止まらず左ロー、左ハイ、右ボディと多彩な攻撃で仕留めにかかる。
劣勢の石井だったが4Rになるとパンチラッシュで勝負に出る。石井の右ヒジを交わしたゴンナパーが右ヒジを炸裂させると、石井は額をカットし大流血。ドクターチェックの後に再開し石井は逆転を狙って前に出たものの、3度目のドクターチェック時に試合はストップ。ゴンナパーがTKO勝ちした。
▼第9試合 セミファイナル2 WPMF日本ライト級タイトルマッチ&WPMF世界ライト級次期挑戦者決定戦 3分5R
○雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/WPMF日本ライト級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●SHIGERU(新宿レフティージム/元WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者/挑戦者)
※雷電が初防衛に成功
今年3月に黒田アキヒロを破り、WPMFとREBELSの統一王者となった雷電が初防衛戦。挑戦者のSHIGERUは現在の戦績は4連敗からの2引き分けと2014年12月の不可思戦から約2年近くも白星から遠ざかっており、再起を狙う。WPMF世界ライト級次期挑戦者決定戦も兼ねた一戦を制すのはどちらか。
1R、ロー、ミドルと左の攻撃でプレッシャーをかける雷電に対し、SHIGERUは右ロー。終了間際には雷電にパンチラッシュを仕掛ける。
2R、圧力をかける雷電に、SHIGERUは左フックをクリーンヒットさせパンチラッシュに仕掛ける。パンチ勝負のSHIGERUがリードしたかに見えたが、3Rになると雷電がひたすら前に出て首相撲を仕掛けてヒザで削る。完全に雷電が主導権を握る展開となるが、4RにSHIGERUがヒジでカットに成功するが雷電の傷は浅い。
最終Rには雷電の首相撲の前にSHIGERUはパンチを振り回して反撃。雷電のヒジをもらうSHIGERUは額をカットし流血してしまう。最後まで首相撲でリードした雷電が判定勝ちし初防衛に成功。マイクを握ると「次はやっと世界タイトルに挑戦できます。増田博正会長が巻いていたWPMF世界ライト級のベルトを獲って恩返ししたいと思います」とアピールした。
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