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【UFC】激闘制したジョンソンがV9、最多防衛記録タイまであと一つ

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2016/12/03(土)UP

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トーナメントを勝ち抜いて絶対王者ジョンソン(左)に挑んだエリオット(右)。敗れたものの大善戦だった

「The Ultimate Fighter season24 Finale」
2016年12月3日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス
パームス・カジノリゾート内ザ・パール

▼UFC世界フライ級タイトルマッチ 5分5R
○デメトリアス・ジョンソン(アメリカ/UFC世界フライ級王者)
判定3-0 ※49-46、49-46、49-45
●ティム・エリオット(アメリカ/挑戦者)
※ジョンソンが9度目の防衛に成功。

 現役王者では最多9度目の防衛に臨むジョンソン。挑戦者は「The Ultimate Fighter season24」のトーナメントで優勝を飾って挑戦権を手に入れたエリオットだ。

 1R、左右フックで前に出るエリオットをジョンソンがテイクダウン。腕十字を仕掛けるがエリオットは腕を抜く。エリオットはフロントチョークからダースチョークを仕掛け、ジョンソンは親指を立てて“大丈夫だ”とアピールする。技を解いて立ち上がるエリオットはタックルに行くが、ジョンソンが上から潰す。しかし終盤、エリオットがタックルでテイクダウンに成功。

 2R、ローで攻めるジョンソンはテイクダウンを奪うとバックを奪う。さらにサイドポジションへ移行するとヒジ打ち。アームロック狙いのジョンソンにエリオットは必死の抵抗を見せる。このままジョンソンペースになるかと思いきや、ジョンソンの蹴りをキャッチしたエリオットがテイクダウンに成功。

 3R、やはりローで攻めるジョンソンがまたもバックを奪う。逃げたエリオットのタックルにジョンソンはフロントチョーク。エリオットは脱出すると上からパンチを落とすが、ジョンソンが再び上になる。

 4R、ジョンソンがテイクダウンを奪い、立ち上がるエリオットのバックを奪う。さらに上のポジションを奪うと右のパンチを連打。ジョンソンはアームロックを仕掛け、腕十字へ移行したがエリオットもディフェンスする。ジョンソンが完全にペースを握った。

 最終5R、またもテイクダウンを奪うジョンソン。エリオットは首を狙うが、ジョンソンはバックを奪う。立ち上がろうとするエリオットをしっかりと抑えるジョンソン。またもアームロックを狙いつつ、ヒジも見舞う。最後は完全にジョンソンが相手をコントロールして見せ、善戦したエリオットに判定勝ちで防衛に成功した。

 これで現役王者の中では最多の9度目の防衛に成功したジョンソン。アンデウソン・シウバの持つUFC最多防衛記録10回まであと1回と迫った。


 

激しい打ち合いとなり、接戦を制したのはベナビデス(右)

▼フライ級 5分3R
○ジョセフ・ベナビデス(アメリカ/UFCフライ級1位)
判定2-1 ※30-26、27-29、29-27
●ヘンリー・セフード(アメリカ/UFCフライ級2位)

 1R、セフードの右フックをもらったベナビデスが尻餅をつく。セフードは蹴りで追い込もうとするが急所に入ってしまい、試合は一時中断。再開後も蹴りとパンチで前に出るセフード。しかし、またも急所に当たってしまい減点を取られる。

 2R、前に出るセフードが蹴りとパンチで攻めれば、ベナビデスは右ストレートを当て返す。前に出て攻めるのはセフードだが、ベナビデスも的確にパンチを当てていく。

 3Rも同様の展開が続き、お互いに一歩も譲らない。セフードのパンチとミドルキックに対し、ベナビデスはボディへのパンチとヒザ蹴りで応戦。激しい打ち合いが続く。このラウンドも積極的に攻めるセフードだが、ベナビデスは的確にパンチを入れていく。

 判定は2-1と割れ、接戦をベナビデスが制した。ベナビデスはこれで5連勝となった。

●次ページ:ホルヘ・マスヴィダルvsジェイク・エレンバーガーほか

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