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【新日本キック】江幡がTKO勝ちで2016年を全勝で締めくくる

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2016/12/11(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

イッキュウサン(左)をTKOに仕留めた緑川(右)。来年を勝負の年にするという

▼メインイベント 日泰国際戦 70kg契約 3分5R
○緑川 創(藤本ジム/元日本ウェルター級王者)
TKO 5R 2分10秒 ※左ヒザ蹴り
●イッキュウサン・ペップームムエタイ(タイ)

 ラジャダムナン王座獲得を目標に掲げている緑川は現在5戦して負け無し。そのうち3試合はKO勝ちだが、10月大会ではラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級2位シップムーンとドロー。今回は仕切り直しの一戦となる。対するイッキュウサンは34勝(6KO)10敗1分の戦績を持つ19歳。

 1R、緑川が左右ローと左ボディフックで積極的に攻めていく。イッキュウサンは左ミドルと右ローを返すが、このラウンドは様子見のようだ。

 2Rになると左ミドルの威力を強め、右ヒジも狙ってくるイッキュウサン。緑川は徹底してローとボディブローでじわじわとダメージを与えていき、左フックも入れる。

 3Rも同様に緑川はローとボディブローで攻めていき、ヒザもボディへ突き刺す。イッキュウサンは徹底してヒジのカウンターを狙うが、緑川は完全に読んでいる。

 4R、緑川の左ボディからの右フックが何度も入る。イッキュウサンは下がってミドルを蹴るが、前に出る緑川の手数が圧倒的に多い。

 5R、緑川は右ローを蹴って右アッパーもヒットさせる。イッキュウサンはヒザ蹴りに活路を求めて緑川のパンチにヒザを合わせ、組み付いてもヒザを蹴る。

 しかし、緑川は組もうとしてきたイッキュウサンに右アッパーを連続して突き上げ、アゴが跳ね上がると一気に連打。最後は左ヒザをボディに突き刺してKOした。

 緑川はマイクを持つと、「パッとしない試合でしたが最後は倒せてよかったです。僕は来年勝負の年になります」と、2017年に勝負を懸けると宣言した。

●編集部オススメ記事
・緑川、イッキュウサンを「ぶっ倒します」
・緑川が現役ラジャランカーと殊勲のドロー 


 

▼セミファイナル 日泰国際戦 68kg契約 3分3R
△渡辺健司(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級王者)
ドロー 判定0-1 ※29-29、29-30、29-29
△レック・エイワジム(タイ/エイワジム)

▼セミファイナル 73kg契約 3分3R
△斗吾(伊原道場本部)
ドロー 判定0-1 ※29-29、29-30、29-29
△コーンリーチ・エスジム(カンボジア)

▼58.5kg契約 3分3R
○高橋亨汰(伊原道場本部/日本フェザー級7位)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-28
●内田雅之(藤本ジム/前日本フェザー級王者/日本フェザー級2位)

▼53.5kg契約 3分3R
○HIROYUKI(藤本ジム/元日本フライ級王者/現日本バンタム級2位)
TKO 1R 2分47秒 ※ヒジ打ち
●萩原秀斗(エイワジム/WMC日本フライ級4位)

▼日本ミドル級 3分3R
○青木克眞(トーエルジム/日本ミドル級3位)
TKO 3R 1分13秒 ※ドクターストップ
●本田聖典(伊原道場新潟支部/日本ミドル級2位)

▼日本ライト級 3分3R
○村中克至(ブリザードジム/NJKFライト級2位)
TKO 1R終了時 ※大月が棄権
●大月慎也(治政館ジム/日本ライト級7位)

▼日本フェザー級 3分3R
○皆川裕哉(藤本ジム/日本フェザー級6位)
判定3-0 ※29-27、30-27、29-28
●ラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイジム)

▼第1試合 日本ウェルター級 3分2R
○秋吉正輝(ReBORN経堂)
判定2-0 ※20-19、20-19、19-19
●平田壮史(KickBox)

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