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【新日本キック】江幡がTKO勝ちで2016年を全勝で締めくくる

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2016/12/11(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

強烈なボディブローでダウンを奪い、最後はTKO勝ちした江幡(左)

新日本キックボクシング協会
「SOUL IN THE RING XIV」
2016年12月11日(日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 日泰国際戦 54kg契約 3分5R
○江幡 睦(伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
TKO 2R 2分43秒 ※セコンドからのタオル投入
●クルンシン・ペップームムエタイ(タイ/元プーケット・バトンスタジアム・フライ級王者)

 江幡は昨年の年内最終興行でも大トリを務め、タイ人を相手に悶絶KO勝ちを飾っており、今年も大トリに抜擢された。2016年は4月に宿敵フォンペートにリベンジの勝利、7月にはタイ・ラジャダムナンスタジアムでTKO勝ちを収め、9月は元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者から勝利し、この試合に2016年全勝を懸けて臨んだ。

 対するクルンシンは48勝(5KO)15敗2分の戦績を持つ21歳。

 1R、強烈な左右ローで序盤から攻めていく江幡。飛び込んでの右ストレートも綺麗に入る。クルンシンは左ミドル、強い左フックを打ち返すが、江幡は余裕でかわす。

 2Rも圧力をかけてローを蹴る江幡にクルンシンは強気に打ち合ってくる。しかし、パワーでは江幡の方が上だ。江幡の飛び込んでの左右ボディブローでクルンシンがダウン。

 立ち上がるとクルンシンはパンチ、ヒジで打ち合うが、江幡のボディ攻めとローで後退していき、コーナーに追い詰めた江幡が左ボディブロー。

 クルンシンが身体を折り曲げるようにしてマットに沈み、クルンシンのセコンドからタオルが投入された。

 TKO勝ちで2016年を全勝で締めくくった江幡は、「今年はリベンジ戦、タイへ遠征しての試合も勝ちました。自分の中の課題をクリア出来ました。来年は大きい試合をしていきます」と2017年のさらなる飛躍を誓った。

●編集部オススメ記事
・江幡「2016年を全勝で終える」
・江幡睦、宿敵フォンペートとの5度目の対決を制す 


このカウンターの右フックでKO防衛に成功した勝次(右)

▼メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ 3分5R
○勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
KO 2R 1分54秒 ※右フック
●ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/日本ライト級4位・挑戦者)
※勝次が3度目の防衛に成功。

 勝次がオリベイラを挑戦者に迎えて3度目の防衛戦。両者はこれまで4度対戦し、勝次が3勝(1KO)1分と大きく勝ち越している。

 1R開始と同時に前蹴りで吹っ飛ばす勝次。最初から闘志全開だ。両者とも離れた距離から蹴りを出していき、オリベイラが多くローを蹴るが、そのローに勝次が右ストレートを合わせ、続く右飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。

 2Rもローを中心に蹴るオリベイラ。勝次も左ロー、右ミドルで応戦し、オリベイラが右ミドルのフェイントから右フックを放ってくると勝次は右フックのカウンター。

 これが見事に決まり、オリベイラはダウン。立ち上がるもレフェリーが試合終了を宣言。勝次がKO勝ちで防衛に成功した。

 勝次はマイクを持つと、「やっと減量も含めてコンディションばっちりで試合が出来るようになりました。来年は新日本キックの名前を上げたいなと思っています。会長、チャンスをください」と、他団体選手との対戦を直訴した。

●編集部オススメ記事
・勝次「キックボクシングで日本最強になりたい」
・乱打戦を制して勝次が2度目の防衛に成功

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