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【DEEP】今成正和が40歳で王座返り咲き

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2016/12/18(日)UP

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スタンドでは鋭い打撃を見せる石司(右)。DEEPバンタム級トップファイターの北田(左)を破った

▼第14試合 DEEPバンタム級(61.2kg以下)
○石司晃一 (ALIVE) 
判定2-0
●北田俊亮(パラエストラ千葉)

 佐伯繁DEEP代表が「エース候補」と太鼓判を押すのがこの石司。怪我のため今回が約1年半ぶりの復帰戦となり、ジムもALIVEに移籍して臨む。対する北田は王者・大塚隆史以外にはほぼ負け知らずのバンタム級トップ選手。

 1R、北田が左フックをヒットさせる幸先のいいスタート。石司は首相撲からヒジを放つ。鋭いパンチと蹴りを繰り出す石司に、北田はテイクダウンを仕掛けていったが石司に凌がれた。

 2R、北田は組み付いてテイクダウンを奪い、石司が立ち上がろうとしたところへ必殺のフロントチョーク。これは極まるかと思われたが、石司が脱出に成功。立ち上がるとバックの取り合いとなり、今度は石司がバックを奪ってチョークの体勢となった。

 3R、ローで攻める石司にタックルを繰り返す北田。石司はケージを背にしてテイクダウンを防ぐ。北田の側頭部にヒジを打ち込んでいく石司。

 判定はジャッジ1名がドローとしたが、2名が石司を支持。復帰戦にして北田を破ってみせた石司に、佐伯DEEP代表は王者・大塚への次期挑戦者は石司にすると明言した。


 

一瞬の隙を突いた越智が村元にフロントチョークを極めた

▼第13試合 DEEPストロー級(52.2kg以下)
○越智晴雄(パラエストラ愛媛)
一本 2R 3分46秒 ※フロントチョーク
●村元友太郎(ALIVE)

 初代ストロー級王者カン・サトーを筆頭に、盛り上がりを見せるDEEPストロー級。そのサトーに王座決定トーナメント1回戦で敗れた越智と、8月大会で独特な動きを見せてストロー級の新鋭として脚光を浴びた村元が激突。

 1R、村元がテイクダウンするが越智はすぐに立ってパンチで攻めていく。

 襲い掛かる越智に村元は組み付き、テイクダウンに行くが上になったのは越智。マウントを取りかけたが村元は立ち上がる。バックを奪った村元はジャーマンスープレックス気味に越智を投げてバックにつく。

 2Rも村元がテイクダウンを奪う。越智が立ち上がっても、すぐにテイクダウンに持ち込む。上になってパンチを打ち込む村元だが、一瞬の隙を突いて越智が下からのフロントチョーク。一本勝ちを収めた。

●次ページ:UFC帰りの金原がTUFトーナメント出場者にTKO勝ち 

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