【ムエタイ】石井一成、2RKO勝利でタイトル戦につなぐ
「スックヨードムエタイハイラックスヴィゴー」
2016年12月28日(水・現地時間)タイ・サラブリ県庁舎特設リング
▼111P契約試合
○イッセイ・ウォーワンチャイ(=石井一成/エクシンディコンジムJAPAN)
TKO 2R
●バンラングン・オーウィタチャイ(タイ)
今回でタイ25戦目となった石井。試合3日前に対戦相手が変更となるも、動じることもなく淡々とリングに立つ。石井は現在ペッティンディープロモーション主催トゥルーフォー(True4U)フライ級の3位にランクインしており、タイトル戦のチャンスを得るには落とせない一戦だ。対戦相手バンラングンは戦績75戦60勝という強者。
試合は初回、パンチからのミドルにつなぐバンラングンに石井は右ローを返す。このバンラングンのミドルがとても早く鋭かったが、石井は動じず黙々とローを蹴り込んでゆく。石井はパンチからのロー、そして左右、上下の体を揺さぶったフェイントからさらにローを蹴り込む。
2Rに入り、さらに石井のローが目立つようになる。石井のローキックがヒットするたびに、バンラングンは力んだ仕草を見せる。後半、バンラングンは石井のフェイントにはまり、角度良くローを食らうと前のめりに倒れ込む。立ってこれないと判断したレフェリーがすぐに試合を止め、石井の2RTKO勝利となった。
この試合後にペッティンディープロモーションから、トゥルーフォー(True4U)フライ級のタイト挑戦の話を告げられる。今のところ対戦相手は未定だが、来年初めにメジャースタジアムの王者クラスとトゥルーフォー王座を争うこととなる。
石井にとっては、過去最強の対戦相手となるだろう。石井は「今回の試合は3日前に急遽対戦相手が変わり、情報が何一つ無かったので1R目は少し探り、いつも通り2Rから倒しに行きました! 今年最後の試合を狙い通りKOで勝つ事ができて良かったです。来年もどんどんKOを狙っていきます」とコメントしている。
Photo & Text 早田寛 Hiroshi Soda
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