【ボクシング】小國がグスマンからダウンを奪い新王者に
WOZジム
「トリプルタイトルマッチ in 京都」
12月31日(土)京都・島津アリーナ
▼IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
○小國以載(角海老宝石ジム/同級5位)
判定3-0(三者とも115-112)
●ジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国/王者)
※小國が新王者となる。
今年(2016年)7月に大阪で和氣慎吾にTKO勝ちして王者となったグスマンは、22勝(22KO)無敗1無効試合という驚異的な戦績を誇り、KO率は実に96%の怪物強打者。前日記者会見でも「私は常に勝利を目指すのみだ。明日は小國が一切言い訳が出来ないくらいの勝ち方をしたいと思う」とコメント。一方、世界初挑戦の小國は「(グスマンの相手で)最後まで立っていた人がいないので、厳しい試合になると思うが、最後まで諦めずに頑張ります」と、全力で怪物王者に挑むと誓った。
1Rは静かな立ち上がりになったが、2Rからグスマンが前に出て剛腕が振るい始め度々小國の顔面を襲うが距離を取りガードしながら時折ボディを返していく。3R、グスマンの左フックをかわし小國が左ボディブローをグスマンのレバーに叩き込むと、グスマンがダウン。両膝をついてうずくまる。
11Rには小國の左ボディでグスマンはダウンするも、審判は即座にローブローと判断。パンチはトランクスのベルトあたりにヒットしており観客は大ブーイング。グスマンの回復を待ち試合再開。ボディに集中する小國だったが、グスマンは逃げ切る。
最終12R、グスマンを捕まえたい小國だがグスマンは距離を取りなかなか当てさせずR終了。判定3-0で小國がグスマンから大金星の勝利を収め新王者に輝いた。
新王者となった小國は「(ベルトは)めっちゃ重たいです。(ダウンを奪ったことについて)最初からボディで削っていくというのが作戦だったので、まぁ、3R目であんな綺麗にボディが入るなんて予想外でしたね」と作戦が功を奏した勝利とコメントした。
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