【蹴拳】流血の野呂裕貴、逆転KO勝ちで打倒ムエタイ路線に好発進
蹴拳プロモーション
「蹴拳 34」
2017年1月29日(日)東京・デイファ有明
▼第14試合 ダブルメインイベント第2試合 日泰国際戦 蹴拳ムエタイ 57kg契約 3分5R
○野呂裕貴(エスジム/MuayThaiOpenスーパーバンタム級王者、元WPMF日本バンタム級王者)
KO 2R2分37秒 ※右フック
●タナペット・ソーブンヨンヨット(タイ/ムエサイア・イサントーナメント&ムエタイTVチャンネル・バンタム級1位、パタヤスタジアム元バンタム級1位)
蹴拳を代表する軽量級トップファイターの野呂は昨年10月大会でISKA世界ムエタイ・フェザー級王者・国崇からヒジによるカットでTKO勝利を収め、現在3連勝中と波に乗っている。今回の相手、タナペットは21歳。ムエサイア・イサントーナメント、ムエタイTVチャンネルでいずれもバンタム級1位、パタヤスタジアムでは元バンタム級1位と、軽量級トップ戦線の実力を持つ。戦績は65戦53秒(7KO)12敗。
1Rから重みのある左右ローを繰り出す野呂を、タナペットはKO狙いのハイスピードの右ハイで脅かす。野呂も上下に蹴りを散らしてタナペットを下がらせると右フックをクリーンヒットさせ、ダウンを奪う。
これで火が付いたか、タナペットは2Rから逆襲。ガンガン前に出て圧力をかけ右ハイ。
野呂も負けじと左ハイを返し、打ち合いへ。ここでタナペットの右ヒジが炸裂し、野呂は左まぶたをカットしドクターチェックが入る。
「次(チェックが入れば)止めるよ」とドクターから言われるほどの致命傷を負った野呂だが、打ち合いを誘い左ヒジで2度目のダウンを奪う。立ち上がるタナペットに、野呂は右ローを効かせてパンチ連打。
防戦一方のタナペットに、野呂はヒジの連打。最後に右ストレートをクリーンヒットさせるとタナペットは前のめりに倒れ、完全KO勝ち。マイクを握った野呂は「打倒ムエタイを目指して頑張ります」とルンピニー王座獲得を目標に掲げた。
▼第13試合 ダブルメインイベント第1試合 蹴拳ムエタイ 53kg契約 3分3R延長1R
○貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/初代LPNJスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●片島聡志(フリー/元WPMF日本スーパーフライ級王者)
現在5連勝と勢いに乗る貴と、現在2連敗中で今回が再起戦となった片島が激突。1R、左右ロー、右フックを見せる片島に、貴はゆったりとしたリズムから前蹴り、ミドルを的確に当てて行く。1R終盤に貴は積極的に組みにいくとヒザ。
2R、前に出る片島に、貴は前蹴りと左ジャブで距離を取り、近距離でヒジを放つなどペースを握る。
3Rも、前蹴り、左ミドルで片島の攻撃を止め、寄せ付けない。組んではヒザも当て、主導権を握り続けた貴がフルマークの判定勝ちを収めた。
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