【UFC】田中路教、新鋭ラモスに惜敗し二連敗に
UFC
「UFC Fight Night 104:Bermudez vs Korean Zombie」
2017年2月4日(土・現地時間)アメリカ・テキサス州ヒューストン トヨタ・センター
▼バンタム級 5分3R
○ヒカルド・ラモス(ブラジル)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●田中路教(Team Alpha Male Japan/元PXCバンタム級王者)
2014年6月にUFC初参戦を果たし、昨年9月のハニ・ヤヒーラ戦で判定負けを喫した田中が再起戦。対戦相手のラモスは今大会がUFCデビュー戦。UFCのデイナ・ホワイト代表が自ら次なるファイターを探し求める番組『ルッキングフォー・ア・ファイト』(邦題=デイナ・ホワイトが行く、 戦士を探せ)で選び抜かれた21歳の新鋭だ。戦績は10戦9勝1敗。
1R、遠い間合いから左ジャブを突く田中に対し、ラモスはプレッシャーをかけながら前蹴り、後ろ蹴り。田中が前に出たところにラモスが右ストレートを合わせダウンを奪うとパウンド連打。追い込まれた田中は立ち上がって脱出。
2R、組み付いた田中だが、グラウンドの展開にもつれ込むとモラスは下から腕十字。スタンドに戻ると、田中は左ジャブ、右ロー。
3Rも田中は距離を取りながらローを当て、左ジャブ、ワンツーを出すもなかなか攻めきれない印象。終盤に田中がタックルを仕掛けテイクダウンに成功、パウンド・ヒジ連打でラモスを追い込んだところで試合終了。ラモスが判定勝利し、田中は二連敗となった。
▼フェザー級 5分5R
○ジョン・チャンソン(韓国)
KO 1R2分49秒 ※右アッパー
●デニス・バミューデス(アメリカ/同級9位)
無類のタフネスとアグレッシブさから、かつて“コリアンゾンビ”の異名で人気を博したチャンソンが、約2年間の兵役を終えて帰ってきた。
チャンソンは2008年から2009年にかけてDEEPや戦極といった日本のリングで活躍。2011年3月からUFCに参戦を果たして3連勝を収めると、2013年8月にはUFCフェザー級タイトルマッチで当時の王者ジョゼ・アルドに挑戦。激闘を繰り広げるも4RでTKO負けとなり、UFC初黒星を喫した。その後、さらなる活躍が期待されたが、母国の韓国で兵役に就くために戦線を離れることに。今大会が約3年7カ月ぶりのUFC出場となる。
対するバミューデスはTUF(ジ・アルティメット・ファイター=UFCファイターを育成するドキュメント番組)を経て、2011年12月からUFC本戦に出場。昨年2月に川尻達也を下すなど、UFCで11戦9勝2敗の好戦績を収めている。
1Rからチャンソンはリーチを活かしたパンチを見せる中、細かい動きを見せるバミューデスの右ストレートがクリーンヒット。ぐらつくチャンソン。バミューデスはパンチを混ぜながらタックルを仕掛けるものの、チャンソンはテイクダウンを許さない。パンチを被弾するチャンソンだったが、バミューデスが前に出てきたところに右アッパーを浴びせ見事なKO勝ちを収めた。
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