【NKB】田村聖、逆転勝利でミドル級王座獲得
日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「神風シリーズ VOL.1」
2017年2月5日(日)東京・後楽園ホール
▼第12試合 メインイベント NKBミドル級王座決定戦 3分5R
○田村 聖(拳心館/同級1位)
判定2-0 ※47-47、49-47、49-47
●西村清吾(TEAM-KOK/同級2位)
※田村が第6代王者に
第5代王者・村井崇裕が返上し空位となっていたNKBミドル級王座を懸けて同級1位・田村と同級2位・西村が激突。西村は2015年2月のデビュー以来5戦負けなしの快進撃を続け、昨年10月大会で田村と対戦。激しい打ち合いの末にドローに終わっていた。
1R、パンチを出しながら突進する田村に、西村は左ストレートをヒットさせる。
お互いに一発の攻撃力があるために慎重な攻めを見せる中、2Rには西村が前蹴り、左ミドル。
さらに3Rには西村の左ボディストレートが度々ヒットし、田村の動きが止まる。4Rも西村が左ミドル、前蹴りを当て主導権を握り、田村は手数が少ないながらも重い右フックを返す。
最終R、完全に西村がペースを掴む中、田村が一気に距離を詰めてヒジ・パンチ、さらにヒザ蹴り連打。崩れるように倒れた西村にはダウンコールが告げられ、額からは流血。ドクターチェック後に再開し、田村は跳びヒザを見舞うと、西村は2度目のダウン。ここで試合が終了、田村が判定勝利で新王者に輝いた。
▼第11試合 セミファイナル バンタム級 3分5R
○知花デビット(エイワスポーツジム/元WBCムエタイ日本統一バンタム級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●高橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)
これまでに知花と同門の竹内将生、渡辺優太に敗れている高橋三兄弟の次男。1Rから高橋は左ロー、左ミドルと蹴りを上下に散らし、知花は右ロー主体の攻めを見せる。2R、蹴りをテンポよく当てる高橋は左ストレートも当て始めたが、知花は左ストレートでダウンを奪う。
3R、巻き返しを狙う高橋は左ストレート、左ミドルで削っていき、4Rは知花は組んでのヒジを返すなど互角の応酬。5R、疲れを見せる両者だが、高橋はKO狙いの左ハイ、知花も終盤にラッシュを仕掛け主導権を握らせない。知花が判定勝ちを収めた。
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