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【シュートボクシング】延長戦の末に水落がKOでMASAYAを返り討ち

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2017/02/11(土)UP

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宮崎(左)に強烈な右ストレートを見舞う内藤(右)

▼第7試合 56.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限 
○内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●宮崎就斗(TARGET/RISEバンタム級3位)

 両者は2年前の2月にSBのリングで対戦し、内藤が判定勝利。今回は宮崎が一つ上の階級のSB王者である深田をKOで葬り、内藤へのリベンジを賭けて再びSBに乗り込んでくる形となった。

 1R、内藤は右ロー、宮崎は左ミドル主体の出足。内藤は宮崎が攻めると必ず右ローを返す。宮崎はパンチも繰り出すが、内藤の蹴りと長いリーチを生かした左のパンチで攻めあぐねる。

 2R、飛び込んでのパンチを見せた宮崎だが、内藤は宮崎の攻撃をかわしてパンチを的確に当てていく。打ち合いになっても内藤の回転力は上回り、次々とパンチをヒット。右ボディブロー、左フックで宮崎は後退する。

 3R、内藤の左フックを被弾する宮崎はバックドロップを仕掛けたが不発。打ち合いに来た宮崎を内藤が首投げでシュートポイント(1点)を奪う。

 パンチからのミドルで逆転を狙う宮崎だが内藤を捉えきることが出来ず、逆に内藤の前蹴りや右ストレートをもらう。内藤が判定3-0で完勝した。

 内藤はマイクを持つと、「判定になっちゃってすいません。自分の上の階級のチャンピオンがやられているので熱くなりすぎました。結果、僕が勝ったので、55kgから階級を変更するつもりはないですが、もうひとつ上の階級を獲りに行きたいと思います。同時2階級制覇を狙います」と宣言した。


 

最後までKOを狙ったMIO(右)だったが、タフなリン(左)を仕留めきれず

▼第6試合 49.0kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
○MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-29
●クォク・ホイ・リン(香港/Ray’s MuayThai Gym/IPPC51kg2015王者)

 MIOは昨年11月に朱里との4度目の対決を制し、念願のSB日本女子ミニマム級王座を獲得、今回女王としての初戦を迎える。対するリンは2013・2015・2016年と51kg級で香港の王者に輝いている21歳。戦績は11勝8敗。昨年9月、中国のビッグマッチにて、MIOとトーナメント決勝戦や王座決定戦を争っているUnion朱里とWMCI-1 ASIA 51kgタイトルマッチで対戦し、判定で敗れはしたが朱里を追い込む場面も見せた。

 MIOのセコンドにはRENAが就く。1R、右ローを当てながらパンチを狙うMIOに、リンもパンチの連打で強気に前へ出る。ローとパンチの応酬。MIOは首投げに2度トライしたがいずれも失敗した。

 2R、MIOが飛び込んでの右ストレート、左フックをヒットさせる。MIOの右ハイが浅くヒットすると、リンは両手を広げて「効いてない」とアピールし、右フックの相打ち。MIOのパンチをもらっても向かってくる気迫を見せるリン。

 3R、お互いに見合ってしまい注意を受ける。ロープを背負ったリンにMIOが右ロー、右ストレートで攻めるが、カウンターを警戒してか慎重になってしまい、両者あまり手が出ないまま試合終了。MIOが判定2-0で勝利した。

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